こんにちは、ゲスト

ショッピングカート

NEWS & COLUMN ニュース/記事

第167回 ─ BJCはやっぱりヤバイわ……ベンジー、もう一度私をグレッチで殴って!

連載
360°
公開
2009/02/26   12:00
更新
2009/02/26   17:47
ソース
『bounce』 307号(2009/2/25)
テキスト
文/鬼頭 隆生、ディスクガイド/加藤 直子

 ブランキー市長が治めるブッ飛んだ街ことブランキー・ジェット・シティ(以下BJC)は、90年結成の3人組。60~80'sUKロックのエッセンスを纏ったサウンドとヴォーカル/ギター=浅井健一(ベンジー)による独特な詞世界&歌が魅力の、日本語ロックの新しい扉を開いたバンドだ。2000年の解散後、ベンジーはSHERBETSやソロで活動し、ベースの照井利幸はROSSOやSignalsなどに参加、ドラマーの中村達也はLOSALIOSやフリクションほかバンドを多く抱える。この各々の活躍から若いリスナーもBJCの名はご存じだろう。そんなBJCのロックを良い音で堪能できる、次ページで紹介する全オリジナル作品やライヴ盤、ベスト盤のSHM-CD化がいま話題だ。さらに注目なのは新たに発表された2作品、3人がぶつかり合う野性的な演奏をパックした94年のライヴ音源集『Monkey Strip Act2』と、95年に代々木公園でのライヴにて配布された“fifiteen”のデモ音源など貴重な楽曲を収めた『Rare tracks』。旧来のファンも新しい衝撃を受けるに違いない内容になっているので、どちらもチェックしよう!

記事ナビ