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第439回 ─ 怒髪天

連載
NEW OPUSコラム
公開
2008/11/20   09:00
更新
2008/12/19   14:40
ソース
『bounce』 304号(2008/10/25)
テキスト
文/鬼頭 隆生

音楽なしでは生きていけない男たちが、丸ごと〈怒髪天印〉な熱すぎるシングルを2連発!

  熱き血潮を燃やして、男の生き様と意地と情けなさを歌ってきた怒髪天。今夏は野外イヴェントにも多数出演し、来年の結成25周年を目前にしてますます絶好調の彼らから、(良い意味で)ベタベタなシングルが2枚も到着したのでぜひご紹介したい。

 まずはタワレコ限定リリースとなる、その名もズバリ“NO MUSIC, NO LIFE.”! 〈音楽のない人生なんて/独りぼっちの青春みたい〉なんて核心を突く詞が、ロックンロールのリフに乗せて歌われる。しかもタワレコのスタッフたちがコーラスに参加しているというスペシャル(!?)なトピックも。

  そして夏フェスでも披露された“全人類肯定曲”は〈生きてるだけでOK!/他はなんとでもなる!〉というストレートすぎる詞がたまらないミディアムで、これぞ怒髪天の真骨頂といえる人間賛歌だ。

 実はこの2枚、〈ダサ格好良いメッセージ〉〈必要以上の熱さ〉という彼らの二大要素が見事に濃縮されている。男なら奴らの熱い魂を全身で受け止めろ! もちろん女子も聴いてくれ!