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第9回 ─ 〈ワープト・ツアー〉帰国後の彼女たちを直撃!

連載
オレスカバンド と 旅出せぇーい!
公開
2008/10/09   02:00
更新
2008/10/09   17:55
ソース
『bounce』 303号(2008/9/25)
テキスト
文/オレスカバンド

オレスカバンドの日常に迫る連載! 今回は〈ワープト・ツアー〉から帰国したばかりのメンバーに、旅の思い出を直撃だ!!

 先頃、〈ワープト・ツアー〉の全日程を終えて無事に帰国したオレスカバンド。今回はたえさん(ドラムス)に、長~いツアーの思い出話を語ってもらったよ!


――ツアーを終えたいまの率直な感想は?

「毎日ライヴができて楽しかったなぁ~って。お風呂に入れなかったり、言葉が通じなかったり、良い環境ではなかったかもしれないけど、そんなことは正直どうでもイイ!」

――いちばん印象深かった出来事は何?

「ライヴ後にやるパーティーでリンボー大会が開かれたんですけど、そこでサキが優勝して500ドルもらったんです! そのうちの20ドルを2位の人にあげて、残りを6で割ってメンバーに分けてくれました」

――仲良しだね。喧嘩することはなかった?

「喧嘩というよりは生活感の違いから、みんなイライラしてたとは思います。〈散らかすなや!〉とかいう言葉がすごい飛び交ってましたし(笑)」

――ツアーの前と後とで、バンドはどう変化したと思う?

「いちばん感じるのは、何を言われても怖くなくなったってこと。ネガティヴなことには興味なくて、〈本当にしたいことをするんだ〉って気持ちがより強くなった」


――このツアーで経験したことで、今後に活かせそうなことはある?

「いろんなバンドと友達になれたんで、日本に呼んだりしたいなぁ~って思っています。ウチらもいろんなところに行きたいし!」

――ちなみに、日本に帰ってきてまず最初に何をした?

「コンビニに行きましたね。店に入った時、〈帰ってきた~!〉って思いました」

――日本のファンはみんなの帰りを待ちわびてましたよ。そんなファンに〈ワープト〉を経て成長したオレスカのどんなところに注目してもらいたい?

「全部です、本当に。ウチらがいまからしようとしてることをいっしょに楽しんでほしい! ただそれだけですね」。

ワタシの旅出会い(旅で)盤

今月の出会い盤はアグロライツの『The Aggrolites』。人となりもサウンドも大好きです。〈ワープト・ツアー〉で彼らのライヴをよく観ていたんですが、観ているだけで自然に身体が動いて、歌って踊っちゃうんです。日本に帰ってきてからも部屋でちょこちょこ流してては、〈あ~、ライヴ行きたい!〉って叫んじゃってます(笑)。ちなみに、このアルバムに収録されている“Sound By The Pound”はみんなでセッションした曲で、思い出の一曲なんですよ~。
(もりこ)

PROFILE

オレスカバンド
大阪は堺で結成された19歳の女子6人組のスカ・ロック・バンド。アルバム『ORESKABAND』(TERRY DOLLAR RECORD$)で昨夏に全米デビューを果たす。10月22日にはおよそ1年半ぶりとなるミニ・アルバム『What Wonderful World vol.1』とドキュメンタリーDVD「ORESKABAND 46 ~WARPED TOUR 2008~」を同時にリリースする予定。その他の最新ニュースは〈www.oreskaband.com〉でいますぐチェック!!