60年代のJBが5時間半も歌って踊って叫びっぱなし!

前置きしてる字数がない。今回登場したDVD「I Got The Feelin': James Brown In The '60s」は、脂の乗りまくった60年代のJBが5時間半のヴォリュームで拝める驚愕の3枚組だ! ドキュメンタリー仕立てのDisc-1は、68年4月4日のキング牧師暗殺とそれに怒った黒人の暴動、冷静な行動を求めて翌日にJBが敢行したボストン公演の裏表を振り返るもので、Disc-2にはそのショウの実際のTV中継映像を収録。Disc-3ではその1週間前に行われたアポロ公演が初映像化され、64年の「T.A.M.I. Show」での“Out Of Sight”(ヤバい)なども追加されている。ボスの動きに合わせて楽曲を展開していくバンドの演奏力も客席の興奮も凄いが、当然いちばん熱いのは主役。とにかく笑う! 叫ぶ! 倒れ込む! 汗だく! ミック・ジャガーとマイケル・ジャクソンそっくり(逆だって)なステップも最強! エェエェェ~イ! アイ・フィール・グゥッッ!と文字にするとアホだが、実際に観たらホントに笑っちゃうほどカッコイイぜ!