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第82回 ─ BACCHANAL 45

第82回 ─ BACCHANAL 45(2)

連載
Discographic  
公開
2008/07/31   22:00
ソース
『bounce』 301号(2008/7/25)
テキスト
文/大石 始、山西 絵美

『ESCAPE』 BACCHANAL 45(2003)
スティーヴン“レンキー”マースデンが制作に関わった、ソカの匂いも漂う〈ESCAPE〉リディムのワンウェイ。RUDEBWOY FACEやKEN-U、トニー・カーティスなど日本~ジャマイカのアーティストが混ざり合った人選は彼女たちならでは。大ヒットを記録したモンスター・アルバム!
(大石)

『HEMO+MOOFIRE Presents ON THE BEACH』 ワーナー(2003)
BA-CCHANAL 45からのリリースではないが、彼女たちがプロデュースしたこのカヴァー盤も忘れられない。トニー・カーティスによるマドンナ“Holiday”など、有名曲がジャマイカの名シンガーによって生まれ変わる。爽やかな好盤だ。
(大石)

MACHEL MONTANA & XTATIK 『The Xtatik Parade』 BACCHANAL 45(2004)
彼女たちとも親交の深いソカの王様=マシェル・モンターノの作品も、BACCHA-NAL 45を通じて日本盤リリースされた。デストラを招いたヒット曲“Carnival”も収め、ソカのアッパーでポップな楽しさが凝縮された一枚。
(大石)


『HEMO+MOOFIRE Presents UN-DER THE BLANKET』 ワーナー(2004)
〈ON THE BEACH〉の冬版として登場したこのコンピは、ダヴィルやL.U.S.T.、ゴーストといった美声シンガーが大挙し、ボーイズIIメンなどのソウル/R&Bヒットをカヴァーしたもの。女の子をメロメロに酔わす、ベッド仕様の潤い盤です。
(山西)

『INDIAN SUMMER』 BACCHANAL 45(2005)
タイトなドラムとストリングスの味付けがカッコイイ同名リディムのワンウェイ・コンピ。RANKIN TAXIの反戦歌“Fallujah”や、タンヤ・スティーヴンスの早口フロウ(珍しい!)が聴ける“Gangsta Ride”など、7インチ・ヒットが盛りだくさんの贅沢な内容だ。
(山西)

『HEMO+MOOFIRE presents SOCA SOCA SOCA』 ワーナー(2005)
全編ソカの強烈な昂揚感に溢れたコンピ。ルピーやデストラに加え、チャットニーのヒットマン、ダンスホールのT.O.K.など、彼女たちならではの視点も強く感じられる全18曲。この後、シリーズ第2弾もリリースされた。
(大石)

KEN-U 『Doko』 BACCHANAL 45(2005)
表題曲の超ロング・ヒットを受けて、ヘモムーが全面プロデュースしたファースト・アルバム。良い意味で揺らぎのある歌唱が最高にセクシーで、レーベルを離れて放った男臭い路線の次作よりも、こちらのほうが彼の魅力を引き出せているような気が……というのは女目線すぎますか?
(山西)