懐かしのあのアニメがUSで大人気!?
タツノコプロが制作し、67~68年にかけて放送された「マッハGo Go Go」。圧巻の編集盤『アニメーション マッハGo Go Go 全曲集』(ボーカル・ショップによる主題歌はもちろん、挿入歌も完全収録!)がリリースされるなど、近年このTVアニメがサントラ・ファンを中心に注目を集めているわけだが、実はUSでも「Speed Racer」の名で放送され、高い支持を得ていることを皆さんはご存知だろうか? そんななか、ついに〈マトリックス〉シリーズでお馴染みのウォシャウスキー兄弟が実写化したのである(きっと斬新でハチャメチャな内容になっているに違いない)。で、気になるサントラは「M:I:III」や「Mr. インクレディブル」などを手掛けたマイケル・ジアッチーノが担当し、手に汗握る熱いスコアで本編への期待を煽ってくれる出来映え。さらにオリジナル・テーマ曲のリメイクも登場するのだから、嬉しいじゃないか。オーケストラと女性コーラスで感動的に盛り上げ、終盤からラウンジ・テイストに移行するアレンジが心憎い。ぜひ新旧の聴き比べを!