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第4回――ヘロヘロな心

アダルトな耳で聴くヤング盤

連載
ロック! 年の差なんて
公開
2008/07/17   22:00
ソース
bounce 300号(2008年6月25日発行)
テキスト
文/ボンゾ


DEVENDRA BANHART 『Smokey Rolls Down Thunder Canyon』 XL(2007)

鼻歌みたいな歌がリンゴっぽいな。ふりぃフォーク? するとディランよりふりぃのか!? え、〈古い〉じゃなくて〈フリー〉だと? それを先に言えよ!

 

CLAP YOUR HANDS SAY YEAH 『Some Loud Thunder』 Clap Your Hands Say Yeah(2007)

これまたフニャチン歌唱だな。まあ、リンゴもそこが魅力なんだが……。どうでもいいが、名前が長ぇよ。ザ・イェーズでいいだろが。

 

VINCENT VINCENT AND THE VILLAINS 『Gospel Bombs』 EMI(2008)

本当に2000年代のバンドかよ? どう聴いても昔のロカビリーかドゥワップだが……。いくらリンゴが懐古趣味でもここまではやらねぇな。ある意味アッパレだ。