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第378回 ─ Chante Moore

シャンテ・ムーアの麗しい歩み

連載
NEW OPUSコラム
公開
2008/07/17   23:00
ソース
『bounce』 300号(2008/6/25)
テキスト
文/轟 ひろみ

CHANTE MOORE 『Precious』 Silas/MCA(1992)
ジョージ・デュークをはじめとするフュージョン人脈の参加も得た初作。清涼感のあるきめ細かなヴォーカルを活かしたのはUKのサイモン・ロウの繊細なプロダクションで、特に冒頭の“Love's Taken Over”が絶品なのです。

CHANTE MOORE 『A Love Supreme』 Silas/MCA(1994)
サイモンが続投し、駆け出し時代のトリッキー・ステュワートらも参加した2作目。デニース・ウィリアムス“Free”などのカヴァーも的を射てるし、歌声の透明感を強調した、瀟洒でアダルトなムードに眩暈すら覚える大傑作ですよ。

CHANTE MOORE 『Exposed』 Silas/MCA(2000)
ジャーメイン・デュプリによる瑞々しいアップ“Straight Up”を先行ヒットさせ、躍動感も大いにアピールした挑戦的な4作目。ジャム&ルイスによる極上ミディアム“Better Than Making Love”など従来路線も最高!

KENNY LATTIMORE & CHANTE MOORE 『Things That Lovers Do』 Arista(2003)
ジャケも最高な愛のデュエット作。マーヴィン・ゲイ&タミー・テレルやキース・スウェット&ジャッキー・マッギーなど、古今のデュエット名曲を見つめ合うようにカヴァーした企画勝ちの逸品です。

KENNY LATTIMORE & CHANTE MOORE 『Uncovered/Covered』 LaFace(2006)
デュエット・アルバムの第2弾にして、ヴォリュームたっぷりな2枚組。Disc-2はふたりのルーツでもあるゴスペルをじっくりと歌い込んでいます。ちなみにケニーも新たにソロ契約を獲得し、現在レコーディングに励んでいるそうですよ!

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