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第32回 ─ 300/30/30/30

第32回 ─ 300/30/30/30(4)

連載
IN THE SHADOW OF SOUL
公開
2008/07/10   21:00
ソース
『bounce』 300号(2008/6/25)
テキスト
文/JAM、出嶌孝次、林 剛

21.EARTH, WIND & FIRE
『That's The Way Of The World』
 Columbia(1975)
黒いフィーリングを打ち出しながら全人類に向けたポップスとしても機能したEW&Fのブレイク作で、実は同名映画のサントラでもあった。表題曲や“Reasons”でファルセットを炸裂させるフィリップ・ベイリーの喉に酔いたい。
(林)

22.JACKSON 5
『Diana Ross Presents The Jackson 5』
 Motown(1969)
ジャクソン家の伝説が幕開けする瞬間を刻み込んだ、歴史的な名作。この時のマイケルは弱冠12歳ながら、“I Want You Back”を聴けばわかるように、彼の発するヴァイブスがグループとしての色を決しているあたりはまるで普通じゃない。
(JAM)

23.OHIO PLAYERS
『Skin Tight』
 Mercury(1974)
ビートはどう叩き出され、サウンドはどう聴こえるべきか。そうしたファンクの命題を先例から一気に解放してしまったのが、彼らの人気曲“Skin Tight”だろう。画期的な側面を備えつつも、黒い法則には忠実という、まさに驚異的なバンドだった。
(JAM)

24.BILL WITHERS
『Still Bill』
 Sussex(1972)
内省を窺わせる素朴な語り口とリリカルな佇まいから〈異端〉とされることも多い人だが、それもまた新しいソウルの光と道だ。ドス黒いファンクの“Use Me”やゴスペル・マナーが温かい“Lean On Me”など、多様な楽曲を貫くディープでブルージーな歌唱に痺れる。
(出嶌)

25.RUFUS FEATURING CHAKA KHAN
『Rufus Featuring Chaka Khan』
 ABC(1975)
ロック的な視点からも名盤の多いルーファスだが、硬軟自在の黒さを求めるならこの4作目か。タワー・オブ・パワーの面々を迎えたファンクも熱いし、チャカの甘い歌心がジワジワ浸透してくる“Sweet Thing”などのスロウも絶品だ。
(出嶌)

26.SAM & DAVE
『Hold On I'm Coming』
 Stax/Atlantic(1966)
オーティス・レディングと共にメンフィス発のサザン・ソウルを全米に響き渡らせたダイナマイト・デュオのファースト・アルバム。表題曲を筆頭に、サザン・ソウルのシンボルがズラリと並ぶ。せめぎ合いを決め込んだ2人の掛け合いも強烈だ。
(JAM)

27.MINNIE RIPERTON
『Perfect Angel』
 Epic(1974)
ジル・スコット以降のネオ・ソウル女性がこぞって敬愛するミニーの慎ましやかなソウル感覚も忘れたくないところ。スティーヴィー・ワンダーが変名で制作にあたった本作は、あの“Lovin' You”を擁する一方で、ファンキー&グルーヴィーにも迫ってくる。
(林)


28.TEDDY PENDERGRASS
『Life Is A Song Worth Singing』
 Philadelphia International(1978)
ギャンブル&ハフらによるフィリー・サウンドをバックに歌った男の、汗臭くセクシーな一枚。“Close The Door”を含むソロ2作目で、テディはここで愛を歌うソウル・シンガーの究極の形を示した。
(林)

29.WILSON PICKETT
『In The Midnight Hour』
 Atlantic(1965)
ピケットがカテゴライズされるべきはサザン・ソウルだろうが、彼がスターダムを駆け上がれたのは、そこから飛び出す威力を備えた表題曲のようなダンス・ナンバーを十八番としたから。こういうタイプの曲を歌わせたら彼の右に出る者はいない。
(JAM)

30.BOBBY WOMACK
『Understanding』
 United Artists(1972)
ニュー・ソウル・ムーヴメントに同調しながら、サム・クックとの交流で培ったゴスペル&ソウル・フィーリングを打ち出したボビーの、70年代の名作。“Woman's Gotta Have It”など、南部的なディープネスにモダンさを加えた味わいはこの人ならではだ。
(林)

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