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第146回 ─ いとうせいこうのミュージカル・ライフ

第146回 ─ いとうせいこうのミュージカル・ライフ(2)

連載
360°
公開
2008/05/29   22:00
更新
2008/07/02   21:13
ソース
『bounce』 299号(2008/5/25)
テキスト
文/出嶌 孝次

いとうせいこう&TINNIE PUNX 『建設的』 T.E.N.T/ポニーキャニオン(1986)
クラシック! メロウで物悲しい名曲“東京ブロンクス”や、ランDMCノリの“MONEY”といった生々しいラップ・チューン、MUTE BEATの面々が演奏したラヴァーズ“だいじょーぶ”などヤン富田による5曲の美しさは言うまでもなく。大竹まこと&有頂天による戯画ロック“俺の背中に火をつけろ!!”や高橋幸宏の参加曲など、多彩な人脈とラディカルなアイデアが積み重なった逸品だ。


シティボーイズ・ライヴのサントラをまとめた編集盤『20世紀のシティボーイズ』(PSC)。大竹まことらメンバーはもちろん、いとうせいこうや中村有志(FUNKY KING)も参加。


いとうせいこう 『BODY BLOW』 T.E.N.T/ポニーキャニオン(1987)
よりリック・ルービン度の増したビートに乗ってタフなラップをかます表題曲、シリアルのTVCMソングとして話題になったシニカルな“HEALTHY MORNING”などが楽しめる12インチEP。CD化に際しては同年の7インチ“渚のアンラッキーボーイズ”も追加収録。

いとうと桑田佳祐がラップで参加した87年曲“ジャンクビート東京”が聴ける、Real Fishのボックスセット『遊星箱』(ブリッジ)。同年のいとうはF.O.Eの“COME★BACK”にて細野晴臣と共にラップしてもいる

いとうせいこう 『MESS/AGE』 ASTRO NATION/ファイル(1989)
掲載ジャケはリイシュー盤のもの。いとうとヤン富田、DUB MASTER Xのトライアングルから誕生した、日本最初のヒップホップ・アルバムとされる一枚だ。ヤン博士らしい仕掛けも随所で楽しめるが、ラガやリーディング調などフロウのヴァリエーションを凝らしながら、選び抜かれた言葉でグイグイ押してくるラップの力に圧倒される!


SUBLIMINAL CALM 『SUBLIMINAL CALM』 ビクター(1992)
いとう&藤原ヒロシのデュオが唯一残したミニ・アルバム。近年の藤原の志向にも通じる穏やかなアンビエンスに満ちた歌モノのフォーク作品で、いまならバレアリック文脈でも評価されそうだ……が残念ながら廃盤。誰かリイシューして!

▼いとうの作詞によるSUBLIMINAL CALM“かすかなしるし”のカヴァーが聴ける作品を紹介。

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