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第86回 ─ 曽我部恵一BANDフリー・ライヴ @タワーレコード新宿店屋上 2008年5月4日(日)

第86回 ─ 曽我部恵一BANDフリー・ライヴ @タワーレコード新宿店屋上 2008年5月4日(日)(2)

連載
ライヴ&イベントレポ 
公開
2008/05/22   21:00
テキスト
文/澤田 大輔   撮影/Ryan

■14:15 “恋人たちのロック”

1曲目は“恋人たちのロック”。メロウでポップなアルバム『LOVE CITY』のなかで、ひときわ異彩を放っていたこの激情ロックンロールをのっけから投下! 助走なしのハイ・ジャンプを見せるバンドのテンションに煽られ、場内も一気に沸騰!

■14:17 “トーキョーストーリー”

「東京! 新宿! 屋上! いくぞみんな!」というシャウトに続いて鳴らされる、ファンキーなギター・カッティング。うねるグルーヴ・チューン“トーキョーストーリー”に、ビル全体が揺れる!

■14:30 “結婚しよう”

「『キラキラ!』発売記念ということでフリー・ライヴ。フリーですから、これはサービスですよ。今日はわれわれ4割くらいの力でやっております(笑)」と曽我部さん。そんなMCとは裏腹に、『キラキラ!』の冒頭を飾る“天使”と“結婚しよう”が、ありったけのテンションで奏でられます。

■14:39 “5月になると彼女は”

上野さんがヴォーカルを取る“海の向こうで”に続いて、ひたすらシンプルに走り抜けるバースト・チューン“5月になると彼女は”が。“Johnny B. Goode”のフレーズを引用したコーラスをひとつのマイクで歌う姿は、60年代のビート・バンドのよう。



■14:41 “ジュークボックス・ブルース”


お客さんのハンド・クラップだけをバックに歌う“ジュークボックス・ブルース”では、突如メンバー全員がダイヴ!! 客席の間の通路に向かって飛ぶ、ジェントルなダイヴです(笑)。

■14:47 “チワワちゃん”

爆音で駆け抜ける“ハルコROCK”、そしてキュートな歌詞の“チワワちゃん”。畳み掛けられる「曽我部家のリアル・ストーリー・ナンバー」(曽我部さん)。



■14:54 “テレフォン・ラブ”


新宿上空に広がる曽我部さんの口笛。そのロマンティックなメロディーに導かれるようにして、曽我部ソロを代表する名曲“テレフォン・ラブ”が。オーディエンスの大合唱と共に、最高にラヴリーな空気が会場中を包みます。



■15:01 “胸いっぱい”


続けざまに繰り出されたのは、サニーデイ時代後期のナンバー“胸いっぱい”。あふれんばかりのメロウネスとセンチメンタルな感情が、ロックンロールに乗せて放たれる!



■15:04 “青春狂騒曲”

“青春狂騒曲”のコーラスが始まるやいなや、沸き上がる歓声。曽我部さんはマイクだけを握り締め、前列の柵に上って歌い、叫びます。もちろん会場は爆発的な盛り上がり!

■15:11 “魔法のバスに乗って”

「今日はDIYなライヴで、本当に良かった!」と曽我部さん。最後はもちろん、ソカバンのテーマ・ソングのような“魔法のバスに乗って”!