■14:15 “恋人たちのロック”
1曲目は“恋人たちのロック”。メロウでポップなアルバム『LOVE CITY』のなかで、ひときわ異彩を放っていたこの激情ロックンロールをのっけから投下! 助走なしのハイ・ジャンプを見せるバンドのテンションに煽られ、場内も一気に沸騰!
■14:17 “トーキョーストーリー”
「東京! 新宿! 屋上! いくぞみんな!」というシャウトに続いて鳴らされる、ファンキーなギター・カッティング。うねるグルーヴ・チューン“トーキョーストーリー”に、ビル全体が揺れる!
■14:30 “結婚しよう”
「『キラキラ!』発売記念ということでフリー・ライヴ。フリーですから、これはサービスですよ。今日はわれわれ4割くらいの力でやっております(笑)」と曽我部さん。そんなMCとは裏腹に、『キラキラ!』の冒頭を飾る“天使”と“結婚しよう”が、ありったけのテンションで奏でられます。
■14:39 “5月になると彼女は”
上野さんがヴォーカルを取る“海の向こうで”に続いて、ひたすらシンプルに走り抜けるバースト・チューン“5月になると彼女は”が。“Johnny B. Goode”のフレーズを引用したコーラスをひとつのマイクで歌う姿は、60年代のビート・バンドのよう。
■14:41 “ジュークボックス・ブルース”
お客さんのハンド・クラップだけをバックに歌う“ジュークボックス・ブルース”では、突如メンバー全員がダイヴ!! 客席の間の通路に向かって飛ぶ、ジェントルなダイヴです(笑)。
■14:47 “チワワちゃん”
爆音で駆け抜ける“ハルコROCK”、そしてキュートな歌詞の“チワワちゃん”。畳み掛けられる「曽我部家のリアル・ストーリー・ナンバー」(曽我部さん)。
■14:54 “テレフォン・ラブ”
新宿上空に広がる曽我部さんの口笛。そのロマンティックなメロディーに導かれるようにして、曽我部ソロを代表する名曲“テレフォン・ラブ”が。オーディエンスの大合唱と共に、最高にラヴリーな空気が会場中を包みます。
■15:01 “胸いっぱい”
続けざまに繰り出されたのは、サニーデイ時代後期のナンバー“胸いっぱい”。あふれんばかりのメロウネスとセンチメンタルな感情が、ロックンロールに乗せて放たれる!
■15:04 “青春狂騒曲”
“青春狂騒曲”のコーラスが始まるやいなや、沸き上がる歓声。曽我部さんはマイクだけを握り締め、前列の柵に上って歌い、叫びます。もちろん会場は爆発的な盛り上がり!
■15:11 “魔法のバスに乗って”
「今日はDIYなライヴで、本当に良かった!」と曽我部さん。最後はもちろん、ソカバンのテーマ・ソングのような“魔法のバスに乗って”!