音楽の力でみんなの地球を守ろう!!

〈Live Aid〉や〈Live 8〉を超える史上最大のコンサート!と謳われた〈Live Earth〉は、2007年7月7日にロンドン、ニュージャージー、幕張、京都、シドニー、ヨハネスブルグ、コパカバーナ、上海の8都市で同時開催され、現在深刻な問題とされている地球温暖化にストップをかけようと訴える、その名に恥じない地球規模のイヴェントとなった。主催者のひとりであり、映画「不都合な真実」の作者でもある元米副大統領=アル・ゴアの呼びかけのもと、およそ150組のアーティストが集結! その数は、まさに環境問題の世界的な関心の高さを象徴しているかのようだ。
そんなヴォリューム満点のステージを、美味しいところだけ抜粋してくれたのが本DVD「Live Earth -The Concert For A Climate In Crisis」である。トピックを駆け足で紹介すると、クイーンのロジャー・テイラー+レッチリのチャド・スミス+フー・ファイターズのテイラー・ホーキンスといった名ドラマー3人を中心に、和太鼓など世界中の打楽器を大人数で打ち鳴らすSOSオールスターズや、ダミアン・ライスとデヴィッド・グレイによる“Que Sera Sera”、“Where Is The Love”で会場をひとつにしたブラック・アイド・ピーズ、コリーヌ・ベイリー・レイとジョン・レジェンドが息ぴったりに聴かせる“Mercy Mercy Me”、このライヴに合わせて再結成されたポリス、同じく再結成直後のスマッシング・パンプキンズ、さらにはリンキン・パーク、マドンナ、メタリカ、アンジェリーク・キジョーなどが続々と登場! 他では絶対に観られない、超豪華なラインナップだ。温暖化防止に対して〈具体的に何をすればいいの?〉と思っている方は、まず本編を観ることから始めてみてはいかがだろうか。
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