ワルな良作を連発しまくるシスコ・キッド、メッシー・マーヴの動向に注目するんだな!!
サンフランシスコを仕切るボスで、絶大な地元人気を背景に作品を量産してきたメッシー・マーヴ。メスカリン名義やコンピ、コラボ作も含めたら、毎年5~6枚ずつブッ放してるんだから精力旺盛だぜ。いろいろあって最近は塀の中にいたが、そんな奴が歩みを止めるわけねえんだよな。PSD+キーク・ダ・スニークと3人で暴れたハイフィー大作『Da Bidness』やミッチー・スリックとのタッグ作、物騒な表題のコンピ『Muzik Fo' Tha Taliban』とか、2007年も凄かったのさ……オレの出費が。で、ダメ押しに登場したのが、2006年に出たコンピの続編『Draped Up And Chipped Out 2』だ。コンピとはいえ、本人もマイク・ジョーンズやジュヴィナイルらと10曲でマイクを握ってるから文句はないね。それ以外にも『Slangin At The Cornerstore』、さらにはバリー・ウィズ・フリーズでの相棒=グーチが出所を願って制作した『The Free Messy Marv Movement』などコンピが連発中……ナニ? もう出所したって?
▼メッシー・マーヴ関連のコンピを一部紹介。