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第237回 ─ GROUP SOUNDS PARADISE!!!

第237回 ─ GROUP SOUNDS PARADISE!!!(2)

連載
NEW OPUSコラム
公開
2007/11/01   23:00
ソース
『bounce』 292号(2007/10/25)
テキスト
文/醐樹 弦瑶

『ザ・タイガース 華やかなる招待』 東宝
ジュリーこと沢田研二擁する人気No.1グループの主演2作目。GSきっての名盤と賞される『ヒューマン・ルネッサンス』からの曲を散りばめた、高校生バンドのサクセス・ストーリー。

『ザ・タイガース ハーイ!ロンドン』 東宝
時間を操れる怪しい男(藤田まこと)と契約して夢のロンドンに降り立ったバンドの面々。ビージーズのバリー・ギブが友情出演した69年作。

『ザ・テンプターズ 涙のあとに微笑みを』 東宝
ショーケンこと萩原健一を擁するザ・テンプターズの唯一の主演作。女手ひとつで育てられたとか、飼っていた鳩を殺されてしまったとか、当時のイメージそのままの不幸な役柄がハマリすぎてます。

『小さなスナック』 松竹
ヒット曲を表題にするという、昔はよくあったパターン。歌うはムード歌謡に限りなく近いGS、パープル・シャドウズ。メンバーのキャラが地味なんで、主役は藤岡弘。

『進め!ジャガーズ 敵前上陸』 松竹
“君に会いたい”“キサナドゥーの伝説”といったヒット曲を持つ、GS界の中距離ヒッター、ジャガーズの作品。〈和製ブルジッド・バルドー〉と呼ばれた共演・中村晃子の爽やかなお色気に釘付け!

『思い出の指輪』 松竹
“亜麻色の髪の少女”の本家、ヴィレッジ・シンガーズ。決してアイドル的なキャラではないが、そこそこ芸達者だったこともあって主演作は3本。先輩のザ・スパイダースも好サポート。

『ザ・スパイダースのバリ島珍道中』 日活
堺正章、井上順という〈役者〉を擁していただけに、主演作がもっとも多かったスパイダース。まだ高嶺の花だったバリ島ロケを敢行した本作は、GSファンならずとも楽しめます。

『ザ・スパイダースの大進撃』 日活
〈北の国から〉シリーズの倉本聰が脚本を担当。とはいっても、「HELP! 4人はアイドル」を下敷きにしたハチャメチャ喜劇。マチャアキと順のコンビは最高です! サントラもCD化されているので、そちらもオススメ。

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