ダフト・パンクが届けるシュールな映像世界!

かねてから映画制作の願望を持っていたダフト・パンクのトーマ・バンガルテルとギマニュエル。そんな2人が製作し、昨年の〈カンヌ映画祭〉で大きな話題となったこの「ダフト・パンク エレクトロマ」がめでたくDVD化されました。内容はシュール極まりなく、ヘルメットとレザー・スーツに身を包んだロボット2体のロード・ムーヴィー。〈「イージー・ライダー」と「2001年宇宙の旅」をミックスさせたような作品〉とは本人たちの弁だが、車で荒野を駆け抜けるところやシンメトリーを活かした映像はなるほどと思わせる。が、台詞はないし派手な演出も皆無、音楽もトッド・ラングレンやカーティス・メイフィールドなどがところどころで効果的に流れるだけで、そんな淡々とストーリーが進行するミニマルな世界観に衝撃を受けるかも。無表情なヘルメット姿なのに感情が伝わる主役のロボットに扮した2人の演技も見事です(必見!)。2人の自己満足作かと疑ったけど、これは見事な芸術作品ですよ!