NEWS & COLUMN ニュース/記事

第6回 ─ 2回目の渡米(翔べぇーい)から帰国直後のメンバー2人を直撃!!

連載
オレスカバンドと翔べぇーい!!
公開
2007/08/23   16:00
更新
2007/08/23   18:09
ソース
『bounce』 289号(2007/7/25)
テキスト
文/編集部

オレスカバンドの日常に迫る連載! 今月は、早くも2回目となる渡米(翔べぇ~い)から帰国直後のメンバー2人を直撃!!


――3月のツアー以来、全米最大のアニメ・フェスティヴァル〈アニメ・エキスポ2007〉でライヴをするために2度目の渡米をしたわけなんだけど、英語のほうは上達した?

サキ(トランペット)「聴き取りができるようになってきました。あとメニューが頼めるようにも。でも、わかんない単語が多いんで、1人が頼んで〈あっ、それ美味しそう!〉ってみんな同じのを頼むんですよ(笑)」

リーダー(トロンボーン)「メンバーもワァーッて話しかけられて〈むっちゃ英語や、全然わからんわ〉って態度ではなくなって、〈聴くぞ〉っていう感じになってきた」
サキ「〈アニメ・エキスポ〉は日本のアニメばっかりだったから、アメリカ人たちがコスプレしてるのを見れたりできて楽しかった。〈いっしょに写真撮ってください!〉って。日本人のウチらですら知らない日本のアニメの格好を、みんながしてて(笑)」

リーダー「ライヴ会場のキャパは1万人ぐらいだったんですけど、“アーモンド”を演ってたときにお客さんたちが自然にみんなケータイを光らせはじめて、最後のほうは光がいっぱいになって別世界やった。ライヴの最初のほうは〈何が始まるんだ? なんだこのノリ?〉みたいな空気だったんだけど、最後にはみんな手を挙げてるし、踊ってるしで、自分たちがその空気を変えていけたっていうのをスゴイ感じました」

――2度目の渡米で心境の変化ってあった?


サキ「日本におったらちっちゃい悩みとかをずっと考え込んでしまったりするんだけど、日本からの情報が入ってこないからちっちゃいことを考え込むことはなくなるんですよ。だから今回は、アメリカはアメリカでいろいろ学ばせてくれるなあって思った。〈日本語通じひんからもっと勉強しよう〉とか、〈この前よりもお客さん多いから、ウチらのことをもっと知ってもらおう〉とか、考えることがどれもシンプルでした」

リーダー「集まっているお客さんが音楽好きじゃなくてアニメ好きの人たちっていう違いがあったんですけど、オレスカバンドがちゃんとライヴをして、知ってもらえる場所がいろんなところにあるんだったら、音楽好きだけが集まってる場所じゃなくてもいいんやな、入口ってなんでもいいんやって凄く感じた。それに〈アニメ・エキスポ〉と8月に出る〈ワープト・ツアー〉は全然違う環境だと思うから、ワープトに対しての気持ちの引き締めも必要やなって感じたし、〈ワープトも行くよ!〉っていうお客さんもおって次への繋がりになったなって思った」

――日本に帰ってきて、まず何をした?

リーダー「寝ました(笑)」

サキ「餃子食べました(笑)」

リーダー「がんばって飛行機のなかで起きてたから時差ボケもなくて、行く前の生活よりも夜11時に寝て朝6時に起きるっていう……」

サキ「規則正しい生活をしてます!(笑)」

PROFILE

オレスカバンド
大阪は堺で結成された、18歳の6人組スカ・ロック・バンド。今年5月にリリースされた初のフル・アルバム『WAO!!』(TERRY DOLLAR RECORD$)の興奮も冷めやらぬなか、いよいよ8月には〈ROCK IN JAPAN FES〉、そしてふたたび渡米して全米6か所を回る世界最大のパンク・フェス〈ワープト・ツアー〉といった野外フェスへ参戦!! 最新スケジュールは〈www.oreskaband.com〉でチェック!