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第4回 ─ 石野卓球の独占! ロング・インタビュー〈WIRE07、そして電気は?〉編

第4回 ─ 石野卓球の独占! ロング・インタビュー〈WIRE07、そして電気は?〉編(2)

連載
石 野 卓 球、 ち ゃ ん と 動 き ま す 。
公開
2007/07/05   18:00
テキスト
文/小野島 大

──テクノへのこだわりを以前はよく口にしてたけど。

石野 いや、もうなんでもいいよ。テクノでもなんでも。(バンドの)ワイヤーみたいに「テクノじゃなけりゃなんでもいい」なんていう逆のこだわりもないし。

──ダンス・ミュージック?

石野 ダンス・ミュージックでもなんでもいい。

──そこらへんは少し変わってきたのかな。

石野 うん。まあ要は面白かったり気持ちよければなんでもいいわけで。

──個人的なこと言うと、テクノにハマっててそれしか聴いてない時期があってさ。でもそれを抜けて今はもう少しフラットで柔軟な耳になってきたかなと思うわけ。あなたにもそういうふうに変わってきた自覚はある?

石野 いやでも俺はそんなに変わらないよ。たまたまそのとき興味がなくて聴かなかっただけで。でも最近……いや、そうだね。その通りです、はい(笑)。

──今後の予定は?

石野 InKのアルバムが出て、夏フェス(フジロック、ライジングサン)に出て、〈WIRE07〉があって、それ以降は電気って感じかな。

──電気グルーヴは何があるの?

石野 1曲だけ、ある映画の挿入曲で頼まれてるんだよね。たまたまオファーに見合った曲のストックがあったから、それに歌詞を乗っけてアレンジをつめて。

──アルバムはそれから?

石野 できればね。まだ先になると思うけど。

──構想はぼんやりとでもあるんですか。

石野 まあ……前とまったく違うものってわけにはいかないからね。次はオール・アコースティックとか(笑)、1分未満の曲が30曲入ってるとかさ、そんなものはありえないわけで。あとは落としどころと歌詞だよね。ただそれをやるには瀧とすり合わせなきゃいけないんだけど、あまりにも環境が離れすぎてるからさ。それをどうするか。

──瀧もドラマの主役やったりして(「おじいさん先生」日テレ系毎週土曜24時50分~25時20分)、すごい売れっ子になってるからね。いずれにしろ楽しみにしてます。

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