ポスタル・サーヴィスの片割れが、志向の異なる2作品を同時にリリースする!
サブ・ポップでもっとも成功したバンドのひとつ、ポスタル・サーヴィス。その片割れのジミー・タンボレロが仕掛ける2つのプロジェクトが、それぞれアルバムを発表した。まずは、彼とベン・ギバート(デス・キャブ・フォー・キューティーでもお馴染み!)がポスタル・サーヴィスを始めるきっかけにもなったエレクトロニカ・ユニット、ディンテルの6年ぶりとなる新作『Dumb Luck』だ。ジェニー・ルイスやブライト・アイズなど興味深いアーティストをフィーチャーしたコラボ作品で、ジミーの心地良いトラックとゲストの色彩豊かなヴォーカルが融合した、ドリーム・ポップなアルバムに仕上がっている。
そしてもうひとつは、ジェイムス・フィギュリンの『Mistake Mistake Mistake Mistake』。このユニットは、ジミーのキャリア初期のバンドであるフィギュリンが、ラリ・プナ(ディンテルの新作にも参加)とツアーを行ったことから発展して生まれたものらしい。クラフトワークに影響されたというだけあって、ここでは無機質なマシーン・ビートが癖になる80's感出まくりのジミー流テクノ・ポップが展開されている。ゲストにはアーランド・オイエらが参加。エレクトロニクスという共通項によってこれだけ趣の異なる音を同時に鳴らす彼の、豊かなイマジネーションに触れてみてはいかが?
▼文中に登場した作品を紹介。