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第5回 ─ その時 ロックが生まれた

第5回 ─ その時 ロックが生まれた(2)

連載
ディラン・ディラン
公開
2007/03/01   17:00
更新
2007/03/01   19:00
ソース
『bounce』 284号(2007/2/25)
テキスト
文/編集部

〈ディラン・ディラン〉のお喋りキーワード解説

1.『Love』
2006年にリリースされたビートルズの最新作(Apple/Capitol)のタイトル。5人目のビートルズことプロデューサーのジョージ・マーティンと息子のジャイルズが、ビートルズ音源をマッシュアップ的手法で解体/再構築してシームレスに繋いだ作品。

2.〈For Sale〉
ディランがビートルズからの影響が窺えるポップなメロディーを持つ作風にグッと変化を遂げた『Another Side Of Bob Dylan』の4か月後にリリースされた、ビートルズの64年作『Beatles For Sale』(Apple/Capitol)のこと。ジョンはそれまでの明るく軽快でポップな作風から一転して、今作では“No Reply”“I'm A Loser”などディランからの影響が窺える陰りを帯びたアコースティック・ナンバーを披露。

3.『Help!』
ディランが数曲でエレクトリック・ギターによるビートを強調したバンド・サウンドを初めて披露した『Bringing It All Back Home』の5か月後にリリースされた、ビートルズの65年作(Apple/Capitol)のタイトル。ジョンは今作で“Help!”“You've Got To Hide Your Love Away”など、さらにディランからの影響が濃厚なナンバーを披露している。

4.『Rubber Soul』
ディランが完全にロック・バンド化した『Highway 61 Revisited』の4か月後にリリースされた、ビートルズの65年作(Apple/Capitol)のタイトル。ジョンは今作でもアコギと歌をメインにした、歌詞やメロディー、そして歌い方もディラン調の“Norwegian Wood(This Bird Has Flown)”“Nowhere Man”“Girl”といった名曲を量産。

5.ブリティッシュ・インヴェイジョン 
50年代後半に起こったロックンロール・ムーヴメントも沈静化していた60年代中盤のUSシーンにおいて、ビートルズを筆頭にロックンロール、リズム&ブルース、ブルースといったUSのブラック・ミュージックをフレッシュな感覚でプレイするUKの若き白人バンドが次々とチャートインし、US公演も熱狂的に迎えられた現象のこと。主なバンドとその作品は、ローリング・ストーンズの65年作『Out Of Our Heads』(London/Abkco)、キンクスの64年作『The Kinks』(Pye/Sanctuary)、ザ・フーの65年作『The Who Sings My Generation』(MCA)。どのバンドも〈やりたいようにやらせてもらうぜ〉という、不敵なディラン的反抗心&独立心=ロックなアティテュードをそれぞれ持ち合わせていた。

6.〈ハイウェイ61〉
強烈なビートにラフでラウドなサウンドとマシンガンのように放たれる強烈な言葉の数々によって、〈ロックの時代〉の到来を告げたディランの65年作『Highway 61 Revisited』(Columbia)のこと。

7.〈ディランなんて信じない〉
ジョンが“God”の歌詞中で、イエスやブッダやビートルズらと並んでジママン(ディランの本姓)も信じない、と言い放ったこと。ビートルズ解散後、70年に発表された初ソロ作『John Lennon/Plastic Ono Band』(Apple/Capitol)に収録。弱さも痛みも願いも祈りも怒りもすべてさらけ出した鋭すぎる歌たちは、まさにロックの真骨頂。

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