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第4回 ─ それで自由(ディラン)になったのかい

第4回 ─ それで自由(ディラン)になったのかい(2)

連載
ディラン・ディラン
公開
2006/12/14   20:00
ソース
『bounce』 282号(2006/11/25)
テキスト
文/ディラン2

〈ディラン・ディラン〉のお喋りキーワード解説

1.チャイムズ・オブ・フリーダム 
自由を希求する歌詞が胸を打つ、ディラン初期の名曲“Chimes Of Freedom(自由の鐘)”のこと。

2. 友部さん 

73年作『にんじん』(URC/avex io)でも聴ける、弾き語りと掠れた声によるトーキング・ブルース的唱法、放浪癖~旅に生きるスタイルに鋭くて文学性の高い歌詞など、まさに〈日本のディラン〉ともいえる友部正人のこと。ディランも多大な影響を受けた文学ムーヴメント〈ビート〉の日本での継承者的側面も持つ。

3.岡林 

69年作『私を断罪せよ』(URC/東芝EMI)でも聴けるような、反戦などを歌った過激な内容で放送禁止曲を連発して、〈フォークの神様〉と呼ばれた岡林信康のこと。田舎への移住や日本の伝統音楽(ルーツ・ミュージック)に接近するなど、ディラン的な活動の軌跡を見せた。

4.拓郎 

71年作『人間なんて』(エレック/フォーライフ)の表題曲がフォーク・ブームの象徴にもなった吉田拓郎のこと。生まれついてのカリスマ性で団塊の世代に絶大な影響力を持ち、〈我が道を行く〉姿勢で常に大きな物議を醸し出す。誰よりも早くフォークと演歌の間にあるジャンルの壁をぶち破ったり、女ったらしところなどもディランとの共通項。

5.キヨシロー 

RCサクセションの忌野清志郎のこと。72年作『楽しい夕に』(東芝EMI)でも聴ける、自身の自由を守るための反抗的/挑発的で真実を鋭く突いた言葉の数々や、後進への多大なる影響力と圧倒的な存在感がディランとダブる。

6.元春 

ロックンロールのビートとリズムを持った日本語詞を聴かせる80年のデビュー作『BACK TO THE STREET』(エピック)で、当時の音楽シーンに革命を起こした佐野元春のこと。その歌い回しのみならず、個人的かつメッセージ性の強い詩的な歌詞もディランに通じる。

7.SION 

87年作『春夏秋冬』(テイチク)にはNYのジャズ・パンク・バンド、ラウンジ・リザーズが参加するなど独自のサウンドを創造。70年代フォークのムードを纏いながらも、ささくれ立った声によって夜の街のリアルなストリート・ライフを乾いた感性で描き、独自の存在感を放った。

8.マーシー 

強烈なパンク・サウンドとストレートなメッセージの数々で、シーンに大きな衝撃を与えたザ・ブルーハーツの真島昌利のこと。89年発表の初ソロ作『夏のぬけがら』(メルダック)では、ディランにも通じる心を震わせる言葉とフォーク・ロック的サウンドを聴かせる。

9.MIYA 


THE BOOMの初期ベスト盤『THE BOOM』(ソニー)でも聴ける、詩情溢れる瑞々しい感性と怒りや反抗心を昇華したディランばりの力強い言葉の数々で、ポップ・シーンに新風を吹き込んだ宮沢和史のこと。

10. 細野さん 

70年代フォークを代表するレーベル、URCからデビューしたはっぴいえんどの細野晴臣のこと。71年作『風街ろまん』(URC/avex io)などで日本(語)のロックを創造するのみならず、岡林をはじめ、高田渡や友部正人などのライヴやレコーディングのバックを務めた。

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