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第1回 ─ マイティ・スパロウ

スパロウを中心に拡がる最高にゴキゲンなミュージック・サークル!

連載
DISCOVER WORLD
公開
2006/10/05   19:00
更新
2006/10/05   19:57
テキスト
文/大石 始、ワダ マコト

MIGHTY SPARROW 『First Flight』 Smithsonian Folkways 

  56年のデビュー曲“Jean And Dinah”の大ヒットで、いきなりスターの仲間入りを果たしたスパロウ。その直後、50年代後半のクック音源をまとめたのが本作。オーセンティックなサウンドに乗せたキャッチーなメロディーとトンチの利いた歌詞は、すでに王者の風格だ。(ワダ)

MIGHTY SPARROW 『Volume 4』 Ice

  RCAおよびナショナルの音源を中心にまとめられたベスト。スパロウが自身のバック・バンドであるトルバドゥールズと共に、カリプソをソウル・カリプソ=ソカへと発展させていく過程として重要な60年代の録音。バンドのサウンド、アレンジ共に豪華でエネルギッシュだ。(ワダ)

MIGHTY SPARROW & BYRON LEE 『Only A Fool』 Jamaican Gold(1969)


  スパロウがジャマイカを訪れた際に親交を深めたバイロン・リー&ドラゴネアーズとの共演盤。当時のスパロウ名義の録音に比べるとバンドの音はもっちゃりとした感じがあるものの、そんな味わいもまたジャマイカ産のカリプソならでは。(ワダ)

VARIOUS ARTISTS 『London Is The Place For Me Vol.4』 Honest Jons

  スパロウに影響を与えたカリプソニアンといえば、何といってもロード・キチナー。そのキチナーや同世代のカリプソニアンたちがロンドンに渡って残した貴重録音を収録。ジャズやハイライフと互いに影響を及ぼし合い、新しいカリプソが生まれた瞬間だ。(ワダ)

NAT KING COLE 『The Best Of Nat King Cole』 Capitol 

  スパロウが幼い頃からお気に入りだったシンガーの一人が彼。来日公演の際に、バラード曲の合間に物真似してみせたのも印象深かった。エンターテイナーの頂点を極めたキング・コールは、黒人シンガーであれば誰もが憧れる存在だったのだ。(ワダ)

SAM COOKE 『Live At The Harlem Square Club, 1963』 RCA


  サム・クックもまたスパロウの物真似コーナーのレパートリー。強い意志を持ちメッセージを投げかけた2人には、確かに共通する何かがある。ほぼ同世代のアメリカのスター・シンガーを、スパロウはどんな気持ちで眺めていたのだろうか。(ワダ)

ボ・ガンボス 『THE JUNGLE BEAT GOES ON』 ファイル(1994)

  彼らが自身のルーツをさらけ出したカヴァー・アルバム。さりげなく収録されたスパロウ“Congo Man”は、どんとの怪人っぷりが爆発する名演である。ソウルもブルースもレゲエもワールド・ミュージックも一括りにブラック・ミュージックだった素敵な時代。(ワダ)

DETERMINATIONS 『Full Of Determination』 OVERHEAT(2002)

  いまだCD化されていないスパロウのナショナル録音曲が“Under My Skin”。ジャズの古典をラテン・カリプソに仕立てたこの異色ナンバーのカヴァーを収録した今作で、スパロウの魅力を知ったリスナーも多い。高津直由の歌に滲む武骨な優しさが最高だ。(ワダ)

MINMI 『サマータイム!!』 ビクター(2006)

  カリプソから発展し、現在ではトリニダードを代表する音楽となったソカ。彼女はこのシングルでソカを採り入れ、トリニダードのイヴェントでも披露。今年の〈ソカ・アワード〉にノミネートされるまでの人気を獲得した。スパロウが蒔いた種は、遠い日本の地でも華開いているのです。(大石)

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