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第12回 ─ 〈SUMMER SONIC 06〉各アクトの詳細ライヴ・レポート!!

第12回 ─ 〈SUMMER SONIC 06〉各アクトの詳細ライヴ・レポート!!(2)

連載
オレらの 夏 フ ェ ス 予習・復習帳 06
公開
2006/08/24   17:00
更新
2006/08/24   23:08
テキスト
文/柴田かずえ、村尾泰郎、内田暁男、土田真弓

8月13日(日)

14:05~
■WE ARE SCIENTISTS @ MOUNTAIN STAGE


ウィー・アー・サイエンティスツ (C)SUMMER SONIC

  研究室を大脱走してきたマッド・サイエンティスト3人による、研究発表ライヴ! その学者然(?)としたルックスからは想像できないパワフルなパフォーマンスにドーパミン炸裂! “Great Escape”大合唱でボルテージは最高潮! 科学者達が造り出したオーラに、完全にヤラれてしまったオーディエンス。興奮のステージ=実験を終え、彼らは新たなオーラを創造するべく、研究室に帰っていったのでした。*柴田かずえ

14:20~
■EMILIE SIMON @ URBAN/DANCE STAGE


エミリー・シモン (C)SUMMER SONIC

  風が抜けにくいため、日中は熱がこもってしまう〈URBAN/DANCE〉テント。そんな事情はモロともせず、エミリーとバンドはゴスっぽい黒づくめの衣裳で登場。舞台上には、さまざまな自家製楽器が置かれて、まるで研究所のような雰囲気だ。そんななか、ギターやピアノなど、曲ごとに自在に楽器を操りながら可憐な歌声で観客を魅了するエミリー。前回の来日公演よりリラックスしたパフォーマンスで、成長ぶりを爽やかに印象づけてくれた。*村尾泰郎

15:20~
■ANDREW W.K. @ SONIC STAGE


アンドリュー W. K. (C)SUMMER SONIC

  兄貴降臨キターッ! オープニングからパーティ番長の本領発揮! 影武者で目をくらませておいて、突然会場のド真ん中から登場! しかもちょんまげヅラ着用!  その後も、全筋肉を使っての体育会系パフォーマンスで煽る! 煽る! “I Love TOKYO CITY”できっちりとパーティを盛り上げ、颯爽と……いや暑苦しく帰っていった。汗だく&笑顔の子分達の笑顔が印象的なライヴでした。自分ら、一生兄貴についていくっす! 押忍! *柴田かずえ

16:15~
■ARCTIC MONKEYS @ MOUNTAIN STAGE


アークティック・モンキーズ (C)SUMMER SONIC

  絶対に、かかると思った入場規制。開演10分前にして〈MOUNTAIN〉は超満員。バンドが登場したとたんに、ホールは歓声にどよめいた。緩急を際立たせたパフォーマンスは、切れ味鋭くタイトなもの。じつにカッチリしていて、彼らがマジメに練習に取り組んでいるのが伝わってくる。一曲ごとにステージの照明を落とす演出は、一曲ごとに彼らが完全燃焼している証明だ。ペットボトルが飛び交うなか、バンドの笑顔も輝いていた。*村尾泰郎

16:45~
■MY CHEMICAL ROMANCE @ MARINE STAGE


マイ・ケミカル・ロマンス (C)SUMMER SONIC

  全員黒の上下で統一してゴシック調ロックの正しい様式美を継承する彼らは、スタジアム対応のヘヴィ・ロックを矢継ぎ早に披露し、〈MARINE STAGE〉のアリーナ・エリアを興奮状態に叩き込む。2004年のサマソニからパワーアップして帰ってきたヴォーカリストのジェラルド・ウェイはステージを左右に動き回る。ガイコツ柄の黒半手袋がミスフィッツ譲りなギタリストにも目がいきますね。日本のオーディエンスへの感謝を忘れないジェラルドとオーディエンスとのハモリも終始バッチリで、ラストに披露されたメジャー・デビュー・アルバム『Three Cheers For Sweet Revenge』冒頭を飾るヒット曲“Helena”で盛り上がりはピークに。スケール感たっぷりの好アクトでした。*内田暁男

18:00~
■MUSE @ MARINE STAGE


ミューズ (C)SUMMER SONIC

  日没が近づく〈MARINE STAGE〉に登場したミューズ。スタート当初は音響の悪さが気になったけれど、静と動が混在したパフォーマンスにぐいぐいと引きつけられていき、ライヴ後半からの流れはまさに圧巻。スタジアムを包む沈み行く太陽とリンクしながら盛り上がっていくステージ展開は、素晴らしいの一言。マシューの叙情的なピアノと歌声が夕焼けの空に響き渡る会場は、感動を誘うほどでした。気がつけば、ライヴ終了間近には、その空間に呼び寄せられたのか、入場規制がかかる観客数で会場は埋め尽くされていました。リリースを重ねる毎に進化してきた彼ら。1時間弱のライヴにすら進化をもたらすとは……脱帽です。*柴田かずえ

18:45~
■DJ SHADOW @ MOUNTAIN STAGE


DJ シャドウ (C)SUMMER SONIC

  ゲストMCてんこ盛り?とも噂される新アルバム『The Outsider』の発表も控えたDJシャドウ。ライヴ冒頭にその新作への言及もあったが、どちらかというと今回は彼がDJシャドウ名義やUNKLEで魅せてきたカラーに沿ったラインナップとなった。巨大スクリーンを背面に配し、前半はアブストラクト&ダークに、ステイトレスのクリス・ジェイムスも登場しステージ前方で咆哮。シャドウの手はラップトップ、パッド、ターンテーブルを往復し器用に抑揚をつけながら進む。中盤以降はMCを迎えパーティ・タイムへ。〈Break It Down〉コールで何度も観客とコール&レスポンスしながら曲を高速回転させた後は、“Organ Donor”のオルガン・ネタをパッド演奏で制御し熱狂の瞬間へ。エンターテイナーとしての一面をみせつつも、水の中に沈むジョージ・ブッシュの顔写真映像を背に中指を突き上げてみせるなど、UNKLE的なパフォーマンスがまた彼らしかったが……新作はどうなる?*原田 亮

19:20~
■HERBERT @ K-SOUNDS


ハーバート (C)SUMMER SONIC

  〈K-SOUNDS〉の大トリを飄々とこなした異才ハーバート。バスローブに半ズボンというリラックスした姿で、シンガーとフルバンドを従えて登場。キーボードをチョコマカといじりながら、ノッてくるとピョコピョコ踊り出す姿は、サイレント映画のコメディアンみたい。空き缶を潰してその場でサンプリングという、いかにもハーバートなパフォーマンスも交えつつ、脱力したビートでフロアを沸かすエンターテイナーぶりを発揮した。*村尾泰郎

19:40~
■LINKIN PARK @ MARINE STAGE


リンキン・パーク (C)SUMMER SONIC

  この日ほど〈彼らこそスタジアム・バンドなんだ!〉と思ったことはない。観客全員を引きつけるそのサウンドは、巨大なスタジアムでも散漫になることはなかった。チェスターの圧倒的なカリスマ性。あらゆる楽器をこなしていくマイク・シノダ。すべてに於いて盛り上げ要素が凝縮されたステージだった。ヘヴィネス増量の新曲も、新曲とは思えないほどの盛り上がりを見せたが、特にアンコールの“Breaking The Habit”は鳥肌モノ。マイクのピアノに併せチェスターが静かに、そして力強く歌い上げ、その歌声がオーディエンス1人1人に染み渡ったところで一気に加速! 感動という言葉以外見つからないラストで、サマソニの夏は終わった。*柴田かずえ

20:15~
■MASSIVE ATTACK @ MOUNTAIN STAGE


マッシヴ・アタック (C)SUMMER SONIC

  ヘッドライナーを前に〈MOUNTAIN STAGE〉ではワサワサと照明が組まれ、電光掲示板が全面に配されたマッシヴ特製舞台が完成。幕開けから音圧の強い原曲のベース&ビートが、ツインドラム&5弦ベースを従えたバンド部隊によって再現される。これだけでもズッシリとハートに響くんだけど、ライティングの視覚効果もまた強烈だった。“Teardrop”“Angel”など『Mezzanine』の楽曲が中心となった今回のセットは、初期の生々しいヒップホップ&ダブ・サウンドから変化し、近年の空間的なビートに到るまでの変遷をバンドの表現力でうまく統合しオーディエンスを焚き付ける。女性ヴォーカル二人、ライトを背に影となったダディーGと3Dが蠢くなか、観客をどっぷり沈めつつギターで切り込み続ける展開。メンバー不仲説もあるけどライヴの凄味自体は年々増しているのでは……。 ピークは初期名曲“Unfinished Symphony”披露からラストへの流れ、ギタリストとドラマーの壮絶な掛け合いにより昇天するエンディングは圧巻だった!! *原田 亮

▼文中に登場したアーティストの作品を紹介







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