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第26回 ─ ゲスト:チャットモンチー

連載
月刊太田・ダンディ食堂 
公開
2006/07/20   21:00
更新
2006/07/21   20:48
テキスト
文/羽切 学

毎回素敵なダンディをお迎えしてお送りする〈月刊太田・ダンディ食堂(DANDY SHOCK-DO!!)〉。今月は、遂にファースト・フル・アルバム『耳鳴り』をリリースし、大反響を巻き起こしている四国・徳島出身のガールズ・ロック・バンド=チャットモンチーの3人をお迎えしました。昨年のデビューからすでに話題の3人を前にしても、当コーナー店主、太田はいつも通りこんな話から……(それが〈ダンディ食堂〉!)。

太田:とりあえず……食べ物の話を! 好きな食べ物は? 今の気分で。

福岡晃子(ベース、以下福岡):えー……アイス! ソーダアイス。

太田:へぇ~、カップのアイスとかじゃなくて?

福岡:私、濃いやつ苦手なんです。

高橋久美子(ドラムス、以下高橋):私はスイカですね。ずっと食べたい、って思ってます。果物がめちゃくちゃ好きで。

太田:うちの近所は梨がよくとれますよ。

高橋:徳島も梨が名産で。道路とかに無人販売がよくあって買ったりしてましたね。

太田:最近だと梨の自動販売機みたいなのあるよね?

高橋:ええーっ!? スゲー!

太田:でもホントは屋台で売ってるのがいい風情なんだけどね。

高橋:屋台だと、カニはよく来てましたよ。

太田:えっ? カニ?

高橋:そう。北海道産カニとか売りに来てて。500円で。マジで!?と思って買いに行ったら足が付いてなくて頭だけでした(笑)。

太田:だはは! 橋本さんは?

橋本絵莉子(ヴォーカル&ギター、以下橋本):私はカレーですね。

太田:おっ! 来た。カレーいいですね~。

橋本:家で作るようなスタンダードなカレーですね。

太田:そう! 最高だよね。ニンジンがたくさん入ってたらいいな。〈お母さんの作るカレー〉のカレー屋ってあってもいいよね。そういうお店作ろうかな。

高橋:(笑)。

太田:お母さんの自慢料理って何?

橋本:餃子とかカボチャのみそ汁とか。色がカボチャ色してるんですけど。

太田:へー。

高橋:うちはちらし寿司と煮魚ですね。赤飯と炊き込みご飯もおいしかった。

福岡:そばごめ汁って徳島の郷土料理があるんですけど、それですね。

太田:そばごめ??

福岡:ベースはお澄ましみたいな感じで、大根とニンジンと三つ葉と鶏肉と、そこにちょっとスダチをかけて。見かけはご飯粒が入ってるみたいなんですけど。

高橋:おいしいよね、あれ。そばごめって徳島限定だと思うな。

橋本:たまに給食に出たよ。

高橋:ええ~っ!

という徳島出身の女の子3人は、地元でバンド活動をはじめると徐々に話題を集めるように。ライヴ、自主制作のミニ・アルバム、そしてバンド・コンテストでグランプリ受賞! そしてデビュー。

太田:ふだんは何食べてるの?

橋本:朝だけ自炊ですね。夜は外が多いですね。

太田:朝は何食べるの?

橋本:パンですね。ブルーベリー・ジャムで。たくさんブルーベリーが入ってるのを探してます。

太田:それを売ってるお店は知ってるの?

橋本:近所のスーパー(笑)。めちゃデカいヤツもあって。

太田:使い切るの大変そうだねー。

橋本:それ見つけたときはすごい喜んだんですけど、結局買わなかったです(笑)。

高橋:私はブルーベリーとかブラックベリーとかライチとかすっごい好きで、冷凍庫にたくさん入ってる。ヨーグルトに入れて食べるの。

福岡:私も自炊してますね、朝も夜も。

高橋:すごいなー。

太田:あれ? そういう話しないの??

高橋:しないなー。

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