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第2回 ─ ヤン富田が自身の音楽遺伝子(の一部)を覗く - Part.2 -

連載
ヤン富田 の MUSIC MEME
公開
2006/06/29   17:00
更新
2006/06/30   18:15
テキスト
文/bounce.com編集部

そのキャリアを通じてさまざまな音楽を実験的かつポップに発信し、国内外のファンを魅了してきた音楽家、ヤン富田。彼が書籍「フォーエバー・ヤン ミュージック・ミーム1」、CD『フォーエバー・ヤンミュージック・ミーム2』のリリース(5月25日)を皮切りに関連作品を3ヶ月連続でリリース。これを機にbounce.comではその多彩な音楽世界の謎を探るべく、ロング・インタビューを決行し、彼の音楽を取り巻くキーワードについて語っていただきました。連載第1回に続いて今回も、その奥深い音楽哲学に迫ります。

ヤン富田が語る、ミーム(音楽遺伝子)たち その3VISUAL(ヴィジュアル)、TSUNAMI(ツナミ)、AVAN GARDE(アヴァンギャルド)


■VISUAL
例えば、昔はCDとかレコードを試聴しないでジャケットを見て、「これはこういうものだったらいいな」って思い描いて買って。それで、中身は聞かないでそのイメージしたものを作っちゃう。そういうアプローチはよくやったね。もともと絵を描いていたから、音楽と同じように、(アートワークや映像に関して)表現するという意味では基本的にはかわらない。自分が見たいものを作るとかさ…ただそれだけなんだよね。音楽を作っている時も、まずは自分の聴きたいものを作っているっていうことだから。だって自分が聴きたくないのにさ、他人からいくら「良い」って言われたって嬉しくないじゃない。まず、自分が作っていて、自分が感動したいっていうのがまずあって。だから絵とかもそうであるし、映像とかもそう。まずは自分が見たいものが作りたい。

■TSUNAMI
TSUNAMI SOUND CONSTRUCTIONSというレーベルをやっているんだけど、つまり津波音建設(工事)っていう名前ですよ。肉体労働の、汗が出てくる感じがするでしょ。そこのレーベルには、荒くれ者がいっぱいいるわけ。その感じ。ポップな音響建築という側面もあるけど、で、その第一弾目はパードン木村君。そして、今回はTORUMAN君。

■AVAN GARDE
スタイルになっちゃったら、もうアヴァンギャルドじゃないんだよね。アヴァンギャルド風みたいなものが、一番かっこわるいと思う。ロック風、パンク風、実験的とか……それって簡単なんだよね。ただそれどまりなんだよね。アヴァンギャルド風っていうのは、一番アヴァンギャルドから遠い。その違いがわかると、世の中がすごく面白くなる。

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