ヤン富田プロデュース! 海の匂いを感じさせる、リアル・サーフ・ロックが登場!

TORUMAN! このいなたさ! 不器用さ! なんだけれどなぜだか、キラリ!と光り輝く青春感覚!? いったいこの魅力は何なのでしょう!? 注目であります!!!
きっかけは2005年の夏、レーベル・スタッフが帰省中に立ち寄った熱海のビーチで偶然流れていた曲の不思議な魅力にやられてしまい、ビーチの関係者に問い合わせたところ、そこで紹介されたのが今回デビューを飾ったTORUMAN(写真中央)。彼はそのとき熱海サンビーチのライフ・セーバーをやっていて、しかも50人ほどの規模のチーム・リーダー。そんな彼の演奏方法というのが、全部のパーツの楽器演奏と歌を自分ひとりでこなしているだけでなく、時には片手でリズムマシーンをリアルタイムで的確に叩き(!)、もう一方の手はピアノでメロディーを奏でて歌う(!!)という独自のスタイルを身に付けているというではないですか! 彼の背景には、Hi-STANDARDなどのパンク的スピリッツ(今作では彼らへのリスペクトの気持ちとして“GROWING UP”をカヴァー)や、スケート・カルチャー~サーフ・カルチャーをとおした等身大のダンス・ミュージックからの影響もかなり感じられます。そして何より宅録ながらも、その演奏は荒削りながら素直で実に開放的な空気感に満ち満ちたものなのです。そこへ、今作のプロデューサーである、あのヤン富田による魔法がそこかしこに散りばめられており、アルバムとしてのストーリー性やドラマティックさが見事に演出されています。さらにアルバム・ラストのヤン富田による“サーフ禅”はスピリチュアル・サーフものの新たな世界として、アンビエントもチルアウトもヨガも癒しも余裕で軽~く超越した11分17秒が広がっています。
恐らく今年の夏のビーチ・クラシックスになるであろう“SUN BEACH”は、皆さんもビーチでは必ず耳にする〈海岸での注意事項〉を人懐っこいメロディーと爽やかなグルーヴに乗せて歌っているサマー・アンセム的な魅力溢れる注目曲です。そしてアルバムではこの曲が始まる前に、本人が出演した当時の地元のラジオ番組でのやりとりがリアルにドキュメントで収録されているのであります。このあたりの流れは、きっと皆さまもビックリ!ドッキリ!&グッ!とくること間違いナシなのではないでしょうか!?
デジタル化が台頭する昨今、人間の性格や習性までもが変わりつつあるこんな時代だからこそ、きっとみんなの心に響くであろう大切な言葉〈友情〉! お楽しみにどうぞ!
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