アッパーでカラフルでエキセントリックな化学反応がふたたび!!

null
2002年最大の問題作であり、珍作でもあったシングル“エクスタシー温泉”の衝撃ふたたび! 4年の月日を経て、またしてもアルファとDJ TASAKAの奇才2組が集結し、まさかのアルバム・リリースと相成りました。アルファといえば、テクノやハウス、エレクトロといった、いわゆるオーセンティックなヒップホップ・アーティストならあまり手を出さないような要素を採り入れたダンサブルなトラックと、〈言葉遊び〉なんて次元をとうに超えたエキセントリックなリリックを武器に、怪気炎を上げるMCのTSUBOIとWADA、DJ SUZUKIから成るトリックスター。一方のDJ TASAKAはいまやジャパニーズ・テクノ・シーンを代表するアーティストのひとりだが、もともとはヒップホップの洗礼を受けてDJを始めたという経歴の持ち主だ。それ以上に自由なDJスタイルもアルファと相通ずるところ多々アリなわけで、両者の相性の良さは言わずもがな。
気になるアルバム『ホットカプセル』の中身は、メロディアスなエレクトロ節炸裂の“モンキーダンス”、意外なほどに爽やかなミディアム・ナンバー“グッドモーニング”、ピアノ・リフがクールなフロア受け必至のアッパー・チューン“ムリだなTOKYO”、そして今年のアンセムとなるか(!?)パンキッシュに生まれ変わった“エクスタシー温泉2006”などなど。全編に渡るアッパーなグルーヴと、畳み掛けるような破天荒ライムの嵐に驚愕&悶絶。かつて電気グルーヴの『FLASH PAPA』を聴いてテクノとヒップホップの双方に興味を持った世代が存在するように、このアルバムを聴くキッズにも同じような現象が起きる予感すら感じさせる、超重要盤……かも?