まずは、2001年のコンピ『The Returning Sun』。時空はどういう人たちとやっていきたいかというところで集まったchari chari、CALM、bayaka……いまはそれぞれ違うフィールドにいる感じはありますけど、この瞬間だけにあった〈何か〉が動き出す〈夜明け前〉みたいな匂いを感じました。次はBLAST HEADの『Landscape』(2002年)。チルアウトとジャムっぽい感じが4つ打ちに乗って、聴いていると絵が見えてくるようなイマジネーションに溢れています。この作品のリリース・パーティーをきっかけに誕生したのがFlying Rhythmsで、その『Flying Rhythms』(2004年)はパーカッションとドラムとエフェクトだけなのに、たまに何の音かわからない音がしていたりとか。突き進んでますよね。