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第46回 ─ 私を野球に連れてって

人気シリーズ〈がんばれ!ベアーズ〉がDVDで完全復活&ニュー・シーズンも開幕!!

連載
Discographic  
公開
2005/10/13   16:00
ソース
『bounce』 269号(2005/9/25)
テキスト
文/村尾 泰郎

 数多く作られた野球映画のなかでもっとも親しまれた少年野球チームといえば、ベアーズ。とにかくヘタで、チームワークも最悪の寄せ集めチームががんばる姿は、アメリカ映画が愛するルーザーへの共感に満ちている。飲んだくれの監督バターメイカーを演じるウォルター・マッソーのダメダメぶりも良いけれど、剛速球を投げる娘のアマンダ役を演じるテイタム・オニールは「ペーパー・ムーン」以上の生意気な可愛さ。不良少年ケリーをチームに誘うべくエアホッケーで対決するシーンは、70年代ディライトな瞬間だ。この2人のほかにも、悪態をつきまくるデブのエンゲルバーグやキレやすいターナー、イジメられっ子のルーパスなど、チームメイトのキャラクターも立ちまくり。ニューシネマ的な反骨精神も兼ね備えた1作目「がんばれ!ベアーズ」(76年)は、野球映画の殿堂入り間違いなしの名作だ。本作の大ヒットを受けて、その後映画はシリーズ化。ケリーが主人公となってロード・ムーヴィー的な楽しさが加わった「がんばれ!ベアーズ特訓中」(77年)や、日本遠征でアントニオ猪木や欽ちゃんとも共演した「がんばれ!ベアーズ大旋風-日本遠征-」(78年)では、もはやトップ・アイドル的扱いだった。    

 このたび、それらのシリーズ作が一挙にDVD化されて登場。さらに、30年近いシーズン・オフを経て、1作目のリメイクとなる「がんばれ!ベアーズ〈ニュー・シーズン〉」も現在公開中だ。そのリメイク版の監督を務めたのは〈ロック版ベアーズ〉ともいえる「スクール・オブ・ロック」を撮ったリチャード・リンクレイター。ストーリーは原作にほぼ忠実ながら、2代目バターメイカーを演じるビリー・ボブ・ソーントンが、初代にはなかったワイルドさを醸し出しているあたりも注目だ。新メンバーでがんばれ! ベアーズ!!
▼このたびリリリースされたDVDを紹介。

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