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第16回 ─ ゲスト:BONNIE PINK

連載
月刊太田・ダンディ食堂 
公開
2005/07/14   15:00
更新
2006/07/20   19:24
テキスト
文/羽切 学

流浪のコーナー『ダンディ食堂(DANDY SHOCK-DO!!!!)』は今月も出張版でお届けします。本日は、デビュー10周年(今年9月で!)という記念すべき年を精力的に活動されているBONNIE PINKさんをお迎えしました。先日初のフル・カヴァー・アルバム『REMINISCENCE』をリリースしたばかり、そして9月21日にリリースされる待望のニュー・アルバムについてもイチ早く伺っちゃいました。マスター太田との久々の対面はどうなる……?

太田:何年ぶりですかね? プロモ・クリップが「水の中で宙吊りになるんですよ」って言ってたアレ以来だから‥‥。

BONNIE:ああ! じゃあ“Tonight , the Night”のプロモ・クリップだから、2年前とかですね。

太田:そうかぁ。僕なんて2年の間に病気したりしてて。

BONNIE:そうだったんですか? 大丈夫なんですか?

太田:大丈夫じゃないんですけど(笑)。でも薬が効いているから。お体の調子は?

BONNIE:健康ですね~。

太田:病院話とかないですか(笑)?

BONNIE:ないですよぉ(笑)。弱ってるところとかないし。

太田:秘訣は何ですか?

BONNIE:え……っと、よく寝たり? ヨガやったり。瞑想したり。お風呂入ったり。炭入れたりしてますよ、お風呂に。

太田:どうなるの??

BONNIE:お湯が柔らかくなるんですよ。

太田:お米みたいですね。あれは釘入れるんだっけ?

BONNIE:えっ?!

太田:それはぬかみそか……(笑)。

 マスター太田必殺の導入(体調ネタ)を見せた今回の対談ですが。BONNIE PINKさんは、最新アルバムのレコーディングはすでに完了とのこと。レコーディングを行ったスウェーデンから戻ってきたばかりです。

BONNIE:水道水って肌がピリピリしませんか? 炭入れると違いますよ。

太田:水の質って違いますよね。僕の実家の稲城市と、いま住んでる駒場東大前だと水違うってわかりますから。

BONNIE:スウェーデンは水道水がおいしかったな。

太田:高原っぽいな。スウェーデンといえばやっぱりサウナなの?

BONNIE:ありましたね。海沿いにサウナがあって、海に飛び込んでからサウナに入るんですよ。

太田:あっちは今の季節だと暖かいの?

BONNIE:20度くらいありますよ。6月、7月に行くのが一番いいと思いますよ。北海道みたいな感じで、湿気もないし。スウェーデン人も明るいし。冬場は暗いんですよ、性格が。冬場は仕事するしかないから、冬仕事して夏遊ぶみたいな。今、トーレ(・ヨハンソン。BONNIE PINKさん最新作にプロデューサーとして参加)もめちゃ遊んでるんですよね。

太田:あれっ、前回トーレがイギリスの郊外で子育てしてるって言ってたじゃないですか? それが離婚されたとか。

BONNIE:そう、離婚して。

太田:仕事人間に戻ったんじゃないの?

BONNIE:戻ってない(笑)。子供はすっごい大事にしていて。週末は一緒にいるみたい。レコーディング中も幼稚園に迎えに行ったりしてた。「2時間くらい出てくる」とか言って(笑)。そんな調子でしたね。朝から夕方まで働く、朝形の仕事スタイルで。

太田:朝からレコーディングってどう?

BONNIE:私は歌わないですけど、私と同じ時期にスタジオにカーディガンズ(ご存知スウェディッシュ・ポップの代表バンド)がいて、カーディガンズはトーレの時間に合わせてましたね。日本でなかなか午前9時からスタジオに入るってないじゃないですか。そのスタジオを使う人達は夕方までになるべく終わらせよう、っていうのが多かったなぁ。

太田:会社みたいだね。〈部長帰っちゃうからハンコ貰わなきゃ〉みたいな(笑)。

BONNIE:そんなノリですね。気が付くと何も言わずに帰ってたりしますからね。

太田:ああ、そんな上司もいますよね(笑)。

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