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第63回 ─ Breakthroughから始まるクロスオーヴァーなコミュニケーション

これはもうクロスオーヴァー大図鑑か!? 『BREAKTHROUGH』に集った才能たち

連載
360°
公開
2005/06/16   16:00
更新
2005/06/16   19:11
ソース
『bounce』 265号(2005/5/25)
テキスト
文/栗原 聰

AMP FIDDLER:〈フジロック〉出演も決まったデトロイトのシンガー/キーボーディスト。90年にミスター・フィドラーの1/2としてデビュー。ソロとしてムーディーマンの作品やデトロイト・エクスペリメントなどに参加し、昨年のソロ・アルバム『Waltz Of A Ghetto Fly』(Genuine/PIAS)で注目を集めた。「新しくて気持ち良くて、新時代のソウル・ミュージックができたんじゃないかな、と」(JIN)。

BAHAMADIA:90年代半ばにギャング・スター・ファウンデイションとしてデビューしたフィリーの女性MC。『Kollage』はクラシックとして名高く、2000年には『BB Queen』(Goodvibe)をリリース。ロニ・サイズ・レプラゼントやテイ・トウワとの共演歴もあるなどユーティリティー性も高い。「制作段階の最初の頃から挙がっていた名前で、大好きなアーティスト。フィーメイル・ラッパーとして最高ですよね」(DSK)。

BEMBE SEGUE:ファースト・アルバムが待たれるウェスト・ロンドン・シーンの才女。錚々たる共演リストにBreakthroughが加わることになる。最近ではディーゴ&カイディ・テイタム=シルエット・ブラウンの『Silhouette Brown』(2000 Black/KSR)にも参加。「バック・トラックを作っている最中に、これは歌モノかなって思った。ベンベにやってもらえたら良くない?って」(JIN)。

Breakthrough:プロジェクトのベースであるクラブ・パーティーは現在渋谷の〈THE ROOM〉で毎月第1金曜日に、〈HARLEM〉の〈BX Cafe〉で毎月第4金曜日に行われている。

COUNT BASS D:MC/インストゥルメンタリスト。90年代にメジャーからデビューするものの、その先見の明ゆえかすぐに脚光を浴びることはなかったが、『Dwight Spitz』を経た2004年の『Begborrowsteel』(Grooveattack)で人気を決定づけた。『BREAKTHROUGH』では2曲に参加している。「彼が日本に到着したその日の夜にできました。ライヴっぽく、セッションしてできた感じ。一発録りで」(Masaya)。

DEMUS:ミキシングを担当。トゥー・バンクス・オブ・フォーで知られる。ヤング・ディサイプルズが91年に放った傑作『Road To Freedom』を手掛けたことでも有名。EPMDやビズ・マーキーの制作に関わったこともある。

GAGLE:今回はDJ Mitsu the BeatsとHungerが参加。デビュー時には〈Breakthrough〉にゲスト出演していた。昨夏、待望のミニ・アルバム『Superego』(ワーナー)をリリース。ソロ・ワークも人気のMitsuは今回〈MC Mitsu the Beats〉として参加している。「話題の男だから、ラップで恥をかかせて評価を下げてやろうかなっていう作戦でいったら(笑)、けっこうカッコ良くて……また評価上がっちゃうんじゃない?って」(Masaya)。

Jazzy Sport:今回の制作ディレクションを担当。DJ Mitsu the Beatsらが属するプロダクション、クラブ・イヴェント、渋谷と盛岡のショップなどで注目を集める。モットーは〈女性に優しいハードコア〉。

JNEIRO JAREL:2005年を代表する一枚となるのは間違いない『Three Piece Puzzle』(Kindred Spirits)で話題沸騰中のヒップホップ・アスリートが2曲に参加。「MP3でデモを送って10分後には超興奮して〈やるぜ〉って連絡が返ってきたくらい(笑)。アルバムを聴いて彼にヴァリエーションがたくさんあるのは知っていたから、だったら、1曲よりは2曲で違うパターンを聴かせてもらおうっていうことで」(Masaya)。


GRAP LUVA:ピート・ロックの実弟。伝説的なグループ=INI時代の音源は『Lost & Found - Hip Hop Underground Soul Classics』(BBE/Rapster)として正規リリースされている。今回は元タッチ・オブ・ジャズ/現ロウ・バジェット・クルーのケヴ・ブラウンと共にマイクを握っている。「俺らが事細かにコントロールしなくても、みんな自然に伝わってたり、メッセージ性があったりとか、いい言葉が入ってたりとか。この曲もそうだと思うんですよね」(JIN)。

MARK DE CLIVE-LOWE:世界中のVIPがスキルを認める人気キーボーディスト。昨秋待望の『Tide's Arising』(ABB Soul)をリリースした。DJ JINとはブルー・ノートのカヴァー・アルバムで共演済みの間柄。仲間のオヴァソウル7が歌う“Finger Funk”の他、数曲で鍵盤を叩いている。「オレらのプロジェクトに協力してくれるってことで、成田に行く寸前までとにかくバンバンず~っと鍵盤弾いてもらったような感じ」(JIN)。

MASPYKE:ニュー・アルバム『Static』(OCTAVE)がリリースされたばかりのヒップホップ・トリオ。結成から10数年を経て、昨年ファースト・アルバム『The Blackout』をリリース。DJ/トラックメイカーのロディ・ロッドによるインスト盤『Oakwood Grain』も届けられたばかり。「アルバムのなかでいちばんハードな曲だと思います。90年代半ばのヒップホップ……エッジのある感じの曲ですね。ラップのスタイルも攻撃的で。ツバ飛ばしスタイルっていうか(笑)」(JIN)。

MITCH:ジャケのイラストを手掛ける。アンプ・フィドラーの一連の作品や「Straight No Chaser」誌でもお馴染み。レッド・スナッパーやブラック・トゥワングのジャケも手掛けていた。

ORIN WALTERS:ウェスト・ロンドンのスーパー・グループ、バグズ・イン・ジ・アティックのメンバーであり、アフロノートなど多くの名義で作品がある。今回は2曲に参加。バグズはリミックスを集めた『Got The Bug』(V2)で昨秋メジャー・デビューし、ファースト・アルバムの到着が待たれる。「ウェスト・ロンドンのああいうブロークンビーツへのオマージュを捧げつつ」(JIN)。

PUSHIM:昨夏4枚目のアルバム『QUEENDOM』(NeOSITE/キューン)をリリースしたジャパニーズ・レゲエのクイーン。ヒップホップ・シーンでもお馴染みで、Rhymesterとの共演も有名。「トラック自体も新しい感じだから、ホントに実力のある人じゃないと歌い切れないし、乗り切れないんじゃないかなというのがあって。で、それができる人は?って考えた時に、PUSHIMにお願いしようかと」(JIN)。

RIP SLYME:DJ JINとはFUNKY GRAMMER(FG)ユニットの旧友であるRIP SLYMEからはPESとSUが参加。グループとしての最新作は『MASTER PIECE』(ワーナー)。「Breakthroughの音を知ってる人だと意外に思うかもしれないけど、スゴくいいものがあるっていうのは3人ともわかってたし、彼らとやればいい曲になるだろうっていう確信は最初からあった」(JIN)。

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