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第28回 ─ ボ・ガンボス

リイシュー盤で彼らの魅力を再チェック!

連載
NEW OPUSコラム
公開
2005/02/03   13:00
更新
2005/02/03   18:10
ソース
『bounce』 261号(2004/12/25)
テキスト
文/宮内 健

『BO GUMBOS SINGLE COLLECTION』 エピック いまや入手困難なシングル曲を完全網羅。実はシングル・カットがさほど多くなかった彼らであったが、ライヴの定番でもあった“もしもし! OK!”や“BIG CHIEF(かわいいあの娘)”はもちろん、“誰もいない”“最後にひとつ”“Sleepin'”などセンチメンタルな隠れた名曲もアルバム化されたのは嬉しい限り。

『THE KING OF ROCK'N'ROLL』 ファイル カヴァー・ライヴとなった〈HOT HOT GUMBO '93〉の流れを受け、93年から94年にかけてテーマ別にカヴァー曲だけで構成された企画ライヴを敢行した、その第1弾の実況盤。チャック・ベリーからニール・ヤングに至るロックンロールの変遷をボ・ガンボス流に辿る。聴きどころはやっぱ怒濤のボ・ディドリー・メドレー!

『SHOUT!』 ファイル カヴァー曲ライヴ企画の第2弾は、これまたボ・ガンボスにとって欠かせないソウル・ミュージックを徹底的にピックアップ。とにかく、どんとが歌うサム・クックの楽曲は、鼻のデカさの似具合もあわせて、まるで憑依したかのような絶唱。このあたりのサウンドを演らせたらボ・ガンボスは最強のバンドだった。

『THE JUNGLE BEAT GOES ON』 ファイル カヴァー曲ライヴ企画第3弾は、彼らのゴッタ煮サウンドのエッセンスとなったような、ワールドワイドなサウンドを幅広くチョイス。フェラ・クティからトゥーツ&ザ・メイタルズ、喜納昌吉、笠置シヅ子、果てはどんとのアイドルだったという尾崎紀世彦までやりたい放題。ASA-CHANGらも参加している。

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