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第4回 ─ DVD2タイトル発売記念! ピエール瀧&天久聖一特別対談

第4回 ─ DVD2タイトル発売記念! ピエール瀧&天久聖一特別対談(2)

連載
.com スペシャル 
公開
2004/12/15   18:00
更新
2005/10/27   18:48
テキスト
文/aokinoko

--さて、3年ぶりのライヴとなった〈WIRE04〉ですが、復活にあたって色々とプランなどはあったんですか?瀧さんがセグウェイに乗っての登場もド肝を抜かれましたが。


〈WIRE 04〉でのライヴの模様

P「電気グルーヴには電気グルーヴのライヴしか出来ないですからねえ。ビートルズみたいにやろうって言ったって無理ですから(笑)。WIREのライヴに関しては、一晩中テクノで踊りたいぞって思ってる人がイベントに集まるわけですから、そういう空間で電気がやるっていう意味では、普通に単独のライヴをやる時とは違うようにアレンジすることはありますよ。セグウェイはねえ、普通に業者から借りましたよ(笑)」

--そしてライジングのライヴ映像なんですが、これは瀧さんが自ら映像編集されたという。

P「そうですね。これは自宅のマックで編集したものを編集ルームに持っていって、作業したという感じですね」

A「そういえば瀧さん、ライジングで毎年ライヴがなくても飛び入り参加してるらしいですね(笑)」

P「うん。去年が一番ひどかった、〈LOOPA NIGHT〉ステージで一晩中大暴れで(笑)」

A「聞いた話なんですけど、瀧さんが飛び入りでマイク握って、一晩中ずーっとお客さんを煽ってたっていう(笑)。5時間ぐらい?」

P「いやいや、もっとやってたと思うよ。夜11時くらいから朝6時くらいまでやってたから。飲んでは煽って、ケツ出しては飲んで(笑)。飛行機代自腹で来てな。自腹が一番いいよ、好きに出来るから(笑)」


〈RISING SUN ROCK FESTIVAL 2004 in EZO〉でのライヴの模様

--そしてもはや伝説の一夜と名高い、〈ピエール瀧 PRESENTS 7HOURS DELUXE〉(注:2003年10月に新宿リキッドルームにて開催)でのライヴ〈ピエール瀧とベートーベン〉についてはいかがでしたか?

A「バンド名はどうやって決まったんですか?」

P「名前はね、去年のライジングに行くバスの中で。卓球とまた例のごとく馬鹿ッ話の中で決まったんだけどさ。メンバーのほうは、バンドでやるならこまっちゃん(注:ギタリストのブラボー小松)とやろう思ってたから、それからどんどん決まっていって。で、卓球の紹介でベースがジニーさん(注:ベーシストのジニームラサキ)。それでキーボードはまりんで、ドラムが最後まで決まらなかったんだけど、女性のほうがかっこいいだろうってことでよっちゃん(注:吉村由加 ex:DMBQ)の名前が上がって。それでよくよく調べてみたらまりんと同郷でけっこう札幌時代に仲良くて、一緒にバンドやってたりってこともあったみたいなんで、<じゃあ、よっちゃんで>という感じで決まって」

A「人生時代の曲がけっこう入ってますよね」

P「うん。天久、知ってるねー(笑)。“さびしがりやの瀧”なんて、18年ぶりくらいに歌った感じだもん(笑)」

A「あの日はほんとカラオケで精も魂も疲れ果てて(注:「7HOURS」冒頭、“イボピアス”として瀧&天久コンビで登場。コスプレ&酩酊しながらカラオケ大会を披露した)……(笑)」

P「イボピアスね。でもカラオケ、けっこう面白かったよね(笑)」

A「気持ち良かったですね(笑)。そういえばベートーベンは、今月またやるんですよね?」

P「そう、クリスマスイブに(笑)。でもなんかお客さんの中でうっすらまた7時間ぐらいやるんじゃねえかって勘違いしてる人もいるみたいで(笑)」

A「この日のイメージが強いからですかねえ。カラオケやったりトークショーもしたりと」

P「この日は、へとへとだったもん(笑)。ベートーベンって、当日2本目の出し物だったじゃん? 実は力をセーブしながらライヴしているから」

A「ライヴで力セーブするってあんまりないですよ(笑)。あ、このDVD(「ニセンヨンサマー ~LIVE & CLIPS~」)商品ってもう出来ているんすか?」

P「いやまだ。出来ていてもあげないけどな(笑)。天ちゃん予約した?初回限定盤は箱入りだから予約したほうがいいと思うよ(笑)」

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