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第53回 ─ Afrika Bambaataa

第53回 ─ Afrika Bambaataa(2)

連載
360°
公開
2004/11/04   16:00
更新
2004/11/04   16:44
ソース
『bounce』 259号(2004/10/25)

HIP HOP

『Afrika Bambaataa Presents Eastside』 Obsessive(2003) ハービー・ハンコックからクリプスまでヒップホップの辿った20年をほぼ編年体で編んだ2枚組ミックスCDで、KRS・ワンもPMドーンも等しく扱うバム様は流石! 名誉教授の授業……と思って構えて聴講したら、バリバリの現役ぶりにたじろいだような感じ。(出嶌)

AFRIKA BAMBAATAA 『Looking For The Perfect Beat 1980-1985』 Tommy Boy  全人類必携のトミー・ボーイ時代ベスト!! 説明不要の“Jazzy Sensation”に“Planet Rock”、そして御大JBとの“Unity(Part 1)”……と興奮に次ぐ興奮! メチャメチャ楽しい歴史の勉強みたいな感じ。(出嶌)

『Zen Best Videos』 Ninja Tune/BEAT(2004) バム先生らヒップホップ・オリジイネイターが実践したビート・エディットにとことん魅せられたUKの忍者ネイション。トラックやDJスタイルはもちろん、映像制作(宇宙空間上でのグラフィティ!?)にも積極的なあたりがミソかも。(原田)

2MANY 『DJ's As Hard On Radio Soulwax Part 2』 PIAS(2003) パーリー・ピーポー! レッツゲロンダウン!ってことで、バム流儀の〈なんでも聴くぜ&かけるぜ!〉なオープン・マインドを実践しているソウルワックスのDJ分科会。しかめっ面せずに、ニルヴァーナもストーンズも皿に盛るベタさがまさにフレッシュ!(原田)

BASS


LUKE Freak For Life 6996』 Luke/Lil' Joe(1994) バムさんのエレクトロをケツがブリブリ揺れるようにカスタマイズしたのがマイアミ・ベース。その創始者たる2ライヴ・クルーのリーダーこそ、チ○ポ船長ことルークさんです。ジャケも素敵なこのソロ作は超アッパーな名曲“It's Your Birthday”を収録した凄ま汁まみれの逸物!(出嶌)

CRUNK

ZEN-LA-ROCK 『ZEN,ZEN,ZEN』 ALL NUDE Inc.(2004) バム様と夢の競演も果たしている全裸の旦那。大ナタを振るうハイパー・エレクトロが激冴えの今作、ハートのズルムケ度は間違いなく御大譲りだね!(出嶌)

LIL' JON & THE EAST SIDE BOYZ 『King Of Crunk』 TVT/ビクター(2002) マイアミ・ベースから派生したアトランタ・ベースのスロウ&チープな変態がクランクなのでして、クランク大王のリル・ジョンは正統派のバム孫なんです! つまり、アッシャーやシアラら808でブゥ~ンと燃える連中はみんなバム宇宙の住人なの!(出嶌)

MR.DE 『Electronic Funkyshit』 Electrofunk(2004) モーーータウン(ゲップ)! 近年のバム先生が高速エレクトロ化していくなか、意外に近いエリアで輝くのがデトロイト星雲のエレクトロファンク勢。ゲットー・スタイルのMCはもちろん、そのシンプルなトラックには近しいストリート臭が。(原田)

AFRIKA BAMBAATAA 『Don't Stop... Planet Rock』 Tommy Boy(1992) 10年目の“Planet Rock”。このEPにはオリジナルを含む7ヴァージョン入りで、なかでもベース・ゴッド=DJマジック・マイクのブリブリぶりが最強!(出嶌)