矢野顕子 『ピヤノアキコ。~the best solo piano songs~』 エピック(2003) 3枚の弾き語りアルバムから厳選されたベスト盤。弾き語りとしては初収録となった“電話線”やくるり“ばらの花”のカヴァーも収録。奔放に跳ね回るアッコちゃんの歌声の自由さったら! 〈さとがえるコンサート〉未経験のあなたはゼヒ!
くるり 『アンテナ』 スピードスター(2004) アッコちゃんとハラカミくんの〈仲人〉となったくるりの5枚目は、両者とも認めるバンドの〈アンテナ〉が独自に受信したアレコレを詰め込んだ濃厚盤。ドラムにクリストファー・マグワイアが正式加入し、より叙情的な詞世界と芳醇なアンサンブルを紡ぎ出している。う~ん、モテるわけです!
レイ・ハラカミ 『red curb』 Sublime(2001) ばらをゆりに変えてしまったり、閃光をも音で表現してしまう奇才。料理人としても引っ張りだこの彼を〈日本のエレクトロニカ・シーンの旗手〉として決定付けたのが本作。奥行きのある音の配置、繊細な音の粒がいつまでも鳴り続けるような11曲。新作が待ち遠しい!