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第12回 ─ 最終回記念! オオヤユウスケ×原田郁子のプレミアム対談をお届け!

第12回 ─ 最終回記念! オオヤユウスケ×原田郁子のプレミアム対談をお届け!(2)

連載
Polarisの 三 ツ 星 日 記
公開
2004/09/19   18:00
テキスト
文/bounce.com編集部

──そもそも二人が知り合ったきっかけは?

オオヤ:始まりはあるコンピレーション・アルバムがあって。それを作るにあたって会ったっていう。96、97年くらいかな。

──じゃお約束の質問しちゃおうかな。初対面の印象は?

原田:きたよきたよ。私はすぐに答えられますね。LaB LIFe(オオヤユウスケがかつて組んでいたバンド)が自分たちで小冊子みたいのを発行してて、それに初対面のこと書いたんだよ私。いまはもうないんだけど〈ojas〉ってところで最初会ったんですよ。そんときクラムボンのライヴをオオヤ君が見にきてくれたんだよね。それまではそのコンピレーション・アルバムの写真しか見たことないわけ。いま思うと私けっこう厚化粧してたわけ。コンピのときの写真撮影でメイクの人にやってもらったんだけど、けっこう濃くて。それを見てたオオヤ君は初めて会ったときに、私の顔をマジマジと見て、〈へぇ~こんな顔だったんだ〉って(笑)。

オオヤ:俺でもその撮影風景を見てたの。ミト君(クラムボン)とかさぁ、すごかったんだよね。もうスーツをびしっと着て髪型もカッコイイ横分けみたいな。それで薔薇かなんかを胸に刺してて。で、全員そういう感じに見えてたのね。なんかみんながものすごい年上だと思ったの。こっちはなんか学生のバンドみたいな気持ちだったから。

原田:そしたら年下だったっていうね。

オオヤ:だから次回ライヴ見たらみんな普通の感じだったのね。〈あれ?〉って俺最初わかんないぐらいの感じで。

原田:それでさっきの発言が出たんだよね。なんかオオヤ君は思ったことをポンッて言うところがあるから。その瞬間はビックリしたんですけど。

オオヤ:俺なんかミト君にも言われたんだよな。「オオヤに最初会ったときヒドイこと言われた」って(笑)。

原田:あぁ、わかった! 代弁するとミト君はけっこう軽めのトーンで「あぁよろしくよろしく」みたいにオオヤ君に挨拶したら「俺こうやって笑う人信用できないんだよね」って言われたって(笑)。

オオヤ:もうイメージがすっごいキめてる人たちだと思ってたから。そのときあまりにも普通だったからギャップがすごくてビックリしてさ。そのあとクラムボンの音を聴いたわけ。〈どういうコードなのかもわかんない曲作る人がいるんだ、こりゃすげぇなぁ〉って思って。そのコンピに入れてもらっちゃっていいのかなって。

原田: LaB LIFeはすごいポップな曲作ってて、逆の意味でビックリしたね。私達は場面場面でテンポが変わったりしちゃうような曲作ってたり。どれがサビかわかんないみたいな。だから曲調は全然違ったよね。だから、いまそれがなんか段々近付いてきた感じかもね。

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