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第1回 ─ 韓国の超美形トップ・グループ JEWELRYインタビュー

連載
Enter The A-POP-アジアン・ポップスへの道
公開
2004/06/17   01:00
更新
2004/06/17   13:22
テキスト
文/久保内 信行

 さて今回から、韓国・タイを中心としたアジアンポップスの現在をバキッ! とお伝えする新コーナー『Enter The A-POP~アジアン・ポップスへの道』が始まった。アジアン・ポップス・シーンを案内させてもらう久保内です、よろしく。

 で、いきなり本題に入るが、アジアン・ポップスと聴いてまずどんな音楽を想像するだろう? 民族音楽? それとも癒し系? いわゆるエスニックだったりオーガニックだったりしてないだろうか?

 「いや、俺は知ってるよ。なんかピコピコしてダサいダンスっぽいやつでしょ?」

 ああ、神様! 彼らの無知を許したまえ! こう文章にすると、アジアン・ポップスに対する一般の知識というものがいかに偏っているかというのが良くわかる。ちょっと考えてみれば、僕らがJ-POPを楽しんでいるのと同様、アジアの国々にもポップスがあることは当たり前のこと。そして、J-POPがアメリカを代表とするメジャーな洋楽に比べて劣ってるなんてもう誰も思っちゃいないように、アジアの国々のポップスだって、決して〈洋楽〉に劣るものじゃあない。ただ、欧米のマーケットの規模がデカいからそう見えてしまうだけだ。

 そう、アジアのポップスは、質・量ともに僕らの好奇心を刺激するのに十分なクオリティーを誇っている。そして、それぞれの国によってちょっとずつ独自の洗練を遂げていて、音楽に興味のあるひとなら絶対にうなること間違いなしだ。

現在、〈韓流〉という言葉が囁かれている。〈韓流〉とは、韓国文化のアジア・日本への進出のこと。まだ日本では、『冬のソナタ』がブレイクした以上の成果は上げてはいないが、韓国文化への注目度は上がってきているのは間違いない。その中でも大きな核でもある韓国歌謡(K-POP)のクオリティー、特にダンス、R&B、HIPHOPの領域での洗練は目を見張るものがある。K-POPはこれからもっと注目されてもいいし、タイのシーンでは現在インディーズ・ムーブメントが席巻中。Pizzicato Five『Sweet Soul Revue』のタイ語カバー(このページをチェック)なんて、聴いてみたくない? フランスのモーマスのライブ・ツアーに香港のPancakesが同行? 知れば知るほど熱いアジアン・ポップスシーン。でも、何を聞いたらいいのか? どんな音楽があるの? この連載は〈現在進行形の〉アジアンポップスをビシッと紹介して水先案内の役目を果たせたら、と願っている。

▼手軽にアジアンポップスに触れるにはこの辺がオススメ!

 まずは今回は、韓国出身の女性アーティストを紹介する。日本でも大ブレイクしたBoAを筆頭に、どのアーティストもボーカル、ダンスの上手さは保障つき。韓国では、ただ〈カワイイ〉だけではない。

 韓国では通常、デビュー決定後2~3年間もの間レッスンを続けスキルを磨いてからのデビューとなり、日本のお子様アイドルにはないステージングとセクシーさを持ったアーティストが多く、日本のアイドルに物足りない貴兄も思わず昇天することウケアイ。もちろん楽曲も練られた名曲揃い!

JEWELRY
オフィシャルサイト

 今回インタビューをしたJEWELRYは、2001年にファースト・アルバム『Discovery』でデビューし、翌年セカンド・アルバム『again』で韓国チャート1位を獲得。メジャーな女性グループの地位を確固たるものにして、サード・アルバム発売後、日本進出。リーダーであるパク・チョンアは日本テレビ『雷波少年』に出演経験アリ。

Sugar
オフィシャルサイト
試聴ページ

 日本進出組の女性アーティストとしてJEWELRYと同期のSugar。島根生まれのアユミは、韓国でスカウトされデビュー。習いたてのつたなくカワイイ韓国語で人気爆発し、JEWELRYと並ぶ人気を獲得した。なんでも、「かわいいワンちゃん」と言うところを「この犬畜生め」と発音したとか。日本では、ハートウォーミングなミディアム・ナンバーを得意とする彼女達、7月にもシングル決定で期待が高まる。

イ・ヒョリ(Lee Hyo Li)

 2003年、韓国を揺るがしたイ・ヒョリ旋風。そのセクシーなダンスと涼しげな瞳で、韓国男子のハートを完全にノックアウト。主要な歌謡曲賞を総ナメにした今最も熱いアイドルだ。また、国民的アイドル〈Fin.K.L〉のリーダーでもある。この〈Fin.K.L〉、つんく♂率いるモーニング娘。の元ネタにもなったとかならないとか……?

オム・ジョンファ(Uhm Jung Hwa)
日本公認ファンクラブサイト
オフィシャルサイト(韓国語)
試聴ページ

 〈韓国のマドンナ〉と言えばこの人、オム・ジョンファ。1993年に歌手デビューし、30代を迎えてもなお韓国の女性歌手のトップ。女優としても活躍中で、最近では映画『結婚は狂気の沙汰』に出演。最新作となる8枚目のアルバムでは、突然のハウス・テクノ路線への転向を果たす。その非常にレベルの高い音楽は彼女の新境地ともいえるだろう。

イ・ジョンヒョン(Lee JungHyun)
オフィシャルサイト

 元々は女優として1998年にデビューし、特異なオーラと整ったルックスで話題に。個性的すぎる衣装(小指に仕込みマイクでそのまま熱唱)と、独特のダンスによる驚愕のステージングで瞬く間にK-POP界を制覇した。

 また、政治色の強い“バックォ(変えろ)”という曲を選挙に利用したいという候補者が殺到。あまりの多さに、そのまま韓国総選挙テーマソングになるという事件まで起きた。さらに最新作では〈アイドル宣言〉をし、ミニスカで舞い踊る女性K-POP歌手の中で最大の問題児。女優活動は継続中で、NHK-BSのドラマ『美しき日々』にも出演中。

 これらのK-POPを聴くと、そこには日本では希少になった〈歌謡〉の血が流れていることに気付くはず。そして、本格的なブラック・ダンス・ミュージックとしてのレベルの高さにも目からウロコの衝撃を受けることを約束しよう! もし、筒美京平の黄金時代が現代に出現したら……? そんな〈if〉の世界にも素敵な回答を与えてくれるかも……。

 もちろん韓国には、他にHIPHOPやラップ、そしてテクノ、エレクトロニカも控えていて、どれも素晴らしいものばかり……。まぁその話はまたの機会に。まずは、こちらで紹介した韓国女性アーティストの作品を聞いてシビレテほしい!

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