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第1回 ─ 韓国の超美形トップ・グループ JEWELRYインタビュー

連載
Enter The A-POP-アジアン・ポップスへの道
公開
2004/06/17   01:00
更新
2004/06/17   13:22
テキスト
文/久保内 信行

 今回から始まりました新コーナー。『Enter The A-POP~アジアン・ポップスへの道』では、とにかく皆さんに韓国・タイをはじめとするポップ・ミュージックを紹介しまくっていきたい。なぜ今アジアンミュージックなのか? それは次ページ以降にとっておくとして、まずは日本デビューした韓国のトップ・グループ JEWELRYのインタビューをお届けしよう。

JEWELRYのこと、韓国のことを知ってもらえるように頑張ります!

 韓国では、日本文化開放や、BoAの大ブレイクによって、韓国歌謡(K-POP)のアーティストが日本に進出してきている。その中でもJEWELRYは、韓国でリリースしたセカンド&サード・アルバムがチャート一位を記録した国民的グループ。日本でもデビュー以来ファンを着実に増やしているのだ。6月16日には、日本でのセカンド・シングル『胸いっぱいのこの愛を 誰より君に』をリリース! 順調に日本での活動を拡大していっている彼女達に一同注目!


左から、ソ・イニョン、イ・チヒョン、チョウ・ミナ、パク・チョンア

――日本での活動を開始しての感触はどう?

イ・チヒョン「とっても楽しい!」

ソ・イニョン「そう。韓国では歌と一緒にダンスもしているんですけど、日本でデビューして韓国とは違うアプローチをすることで、自分たちの幅も広がってます」

チョウ・ミナ「毎回日本に来るたびに新鮮な体験ができる! それに、色んな経験で自分達が成長しているのがわかるから嬉しいです」

パク・チョンア「とにかく苦労したのは、発音ですね。日本語で歌うのでホントに練習しました。是非聞いてみてください。もちろん日本語も練習中です」

――日本と韓国の音楽状況の違いってどう思いますか?

チョンア「韓国では、ポップスって言うとダンス・ミュージックとバラードが多くてロック・バンドがあんまりいないんですけど、日本ではいっぱいロック・バンドがいて、カルチャーショックを受けました」

ミナ「そうそう! 日本はギター・サウンドの音楽が多いんですよ。馴染みがなかったからいい刺激になるし。私達のセカンド・シングルはダンス・ミュージックだけどギター・サウンドもフィーチャーされていて、それも日本っぽくて気に入ってます!」

――日本では〈韓流〉っていう言葉で、韓国ブームがきてるよね。『冬のソナタ』は日本で今もの凄い人気だよ。

イニョン「ペ・ヨンジュン! 日本に来て一番びっくりしたのは、“ヨン様”ブームかも!」

チヒョン「(笑いながら)私がびっくりしたのは、この間入った日本のコンビニでペ・ヨンジュンの写真が飲料水のパックに載ってたこと! チェ・ジウも一緒に載っていて『冬のソナタ』仕様になっていました(笑)。これ、日本の皆さんはおいしそうに飲むんですか? 私は、買うのをちょっとためらいましたけど(笑)」。

全員「あははははは。ね、凄いよね~」

――ま、その〈ヨン様パッケージ〉話は置いておいてですね(笑)、今は韓国への注目が高まっていて韓国出身のアーティストにとって、とてもいい条件がそろってると思うんだけど?

チヒョン「韓国のことが注目されているのは私達にとっても、すっごくうれしいこと! 今はドラマがブームらしけどけど、韓国の音楽も聞いてみてほしいです」

ミナ「そのために、私達も頑張ります!」

――今回のシングルの初回版特典のDVD見ましたよ。日本の町並みを歩いたり、韓国のおススメを紹介してもらったりと楽しめました。あと、韓国でのサード・アルバム『Beloved』から“あなたが大好き”という曲のプロモ・クリップも収録されてるんですね。Bossaな曲調がとっても気に入りました!

チョンア「ありがとうございます。日本の街をいろいろ歩けたのは本当に楽しかったですね。渋谷や東京タワー、目黒川の周りも歩いたんですよ」

イニョン「韓国では、普通に町を歩いたりできないから、日本に来て4人揃っていろんな所を見て回れて楽しかったです。ワンちゃんも可愛かった(笑)」

チョンア「凄くキレイな桜もいっぱいでした。あと、やっぱりJEWELRYの韓国での活動も知ってもらいたいし聞いてもらいたいから、プロモ・クリップも収録できて良かったと思います」

ミナ「そうそう。日本での活動をみんなに見てもらって、韓国でリリースしているアルバムも聞いてほしいと思えるようなりたいです。いろんなJEWELRYを見てもらえるっていうのはとっても嬉しいことです」

――じゃあ、6月16日にリリースされる“胸いっぱいのこの愛を 誰より君に”の聴き所を教えてください!

チヒョン「パワフルなダンス・ナンバーなんですけどピアノのアレンジが効果的に使われています。最後は、ギター・サウンドで締めてて……」

ミナ「新鮮ですよね。歌詞も訳してもらって何度も読んだけど共感できたし。ぜひ聴いてみてください!」

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