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第11回 ─ 〈MOK Radio〉管理人が語る、ネットラジオの作り方(前編)

第11回 ─ 〈MOK Radio〉管理人が語る、ネットラジオの作り方(前編)(2)

連載
デジタルミュージックガイド
公開
2004/02/05   14:00
更新
2004/02/05   18:15

合法ネットラジオサイト〈Live365〉


Live 365

  MOK Radioの放送システムは米国にあるLive365というネットラジオサービスを利用しています。これは、合法的にCDからリッピングした洋楽MP3ファイルをネットで流すことができるサービスで、放送を行うには毎月月額料金を支払う必要があります。ユーザーが支払った月額料金の中から米国のレコード業界やアーティストに使用料が還元されるようになっており、ユーザーが合法的にネットラジオできるというわけです。MOK Radioでも向こうのルールにのっとった形で放送を行い、基本的に米国で権利処理された〈洋楽〉を流しています。ネット上には多くのネットラジオがありますが、その多くはレコード会社やアーティストに無許諾で勝手に放送を行っている〈違法ラジオ〉です。僕らはどうせやるならなるべく合法的な手段でやりたかったので、あえて米国のLive365というサービスを選択しました。

 ただ、1つだけ問題があって、Live365はインターフェースがややこしく、かつ放送を聴くには英語で会員登録(無料)をしなければならないんです。ぶっちゃけ、普通にラジオを聴きたい人にとっては敷居が高い。本当はLive365のように合法的にプロアーティストの楽曲を流せるネットラジオサービスが日本にあればベストなんですが、日本はまともに〈邦楽〉が流れるネットラジオがほとんど存在しないことからもわかるように、〈ネットに音楽が流れる〉ことに対して必要以上に厳しいんです。だからLive365のようににユーザーが(ある程度)自由に音楽を流せるなんてサービスは、現状ではとてもじゃないけど実現不可能なんでしょうね。

 元々僕らは音楽が好きで、良い音楽を多くの人に広めたいという思いで、ネットラジオをやっています。ネットラジオで流れた音源が違法コピーされて広まってしまうことを音楽業界の人が恐れているのは分かりますが、「お金を払ってでも、好きな音楽を多くの人に広めたい」と思っている音楽ファンが数多くいるということも理解してほしいなとも思います。

 すっかり話が長くなってしまいました。次回はネットラジオを放送するにはどんな機材が必要になるのかとか、Live365のほかにはどんな放送システムがあるのかなどの、具体的な話をしたいと思います。

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