もう泣かない!!――SPEED再集結ツアーが終わったいま、ファンの胸の中では、このhiroの名セリフ(?)と自分の気持ちが非常に高いシンクロ率を叩き出しているのではないだろうか? 衝撃の解散から3年半、淡路島での一夜限りの再集結から2年を経て、天使がくれた3度目の出会いは、ロック・ファン的にはストーンズ来日に匹敵するほどの興奮モノ(わかってくれますか!?)。会場内を見渡せば、小中学生のころに憧れていたであろう少女たちや、少しはオトナになった(?)男子ファンなどなどで超満員!(カップルなんかも多かったなあ)。
ステージは“Be My Love”でスタート! 場内は大興奮! イイ曲だなあ……。そして、われわれの熱い胸の鼓動を煽るように“Go! Go! Heaven”“STEADY”“ALL MY TRUE LOVE”……!! それぞれのソロ・コーナーでは、他のメンバーがコーラスやダンスでサポートするという、これまでありそうでなかったニクイ演出! 絵理子の“Butterfly”の途中でメンバーのコーラスが入ってきたときなんかホント、シビレたね。中盤では、ニュー・アルバム『BRIDGE』収録曲や通好みの名曲“Too Young”などを披露、大詰めは“Body & Soul”“White Love”“Breakin' out to the morning”!!! これまで観たツアーのなかでも格別だったなあと、いまごろになって感慨深くなっております。しかし、なんといっても再び4人でステージに立つ嬉しさや、メンバー各々の重要性と結束を再認識しているかのような雰囲気が、ステージから満ち溢れているのを感じられただけで大満足+感涙。そして確信したのは、SPEEDはいまだ現在進行形だってコト! そうだよね!