海で聴いてもらいたい感じです

コイシ隊長「フ~、ただいま~」
サトシ隊員「あっ、おかえりなさい! どうでした? ハワイでのヴァカンスは」
隊長「うん、よかったよかった。ビーチには可愛い娘ちゃんがいっぱいでさ、もう、ボインボイン……」
サトシ「ボイン……って、隊長は古~い言い方しますねえ。可朝師匠じゃないんだから」
隊長「でもさ、〈巨乳〉とかっていうイマっぽい言い方って抵抗あるよね。なんか、あんまりラヴリーじゃないし」
サトシ「たしかに。いまや巨乳を通り越して〈爆乳〉とかあるけど、デカいだけで食えない池田湖(鹿児島県)のウナギみたいですよね」
隊長「うん、襲われそうだよな……襲われたいけど」
サトシ「で、隊長。帰ってきた早々たいへんでしょうけど、さっそく取材ですよ」
隊長「うん、大丈夫! ぜんぜん疲れてないから」
サトシ「そりゃあもう、ボイン?……だからね」
隊長「……(無言で支度)」
――あの~、つまんないことから訊いちゃいますけど、なんで〈MEGMILK〉のCMに出てないのかなあ?
「それはもう、私も強く言いたいところなんですよ(笑)。最初、あの会社の社長が私のファンなのかな?って思いましたけど、CM見たら牛が出てるし(笑)」
――うん、MEGUMIを出したらもっと売れると思うんだけどなあ……と、それはさておき、このたびCDデビューってことで、ホント待ってました!って感じです。そういえば、MEGUMIはそもそも歌手志望だったって聞いたけど。
「MISIAさんがデビューしたころ、〈あっ、私もこういうのやりたいな〉って思って。それからしばらくして、NYに3か月ぐらい行ってたんですけど、そこでゴスペルの勉強したりして、〈やっぱ歌はイイわ~〉ってことになって。で、帰って来てから、じゃ、東京に出ようと。東京は芸能人いっぱいいるし、レコード会社もいっぱいあるからなんとかなるだろうって(笑)。で、東京に出てきてバイトしながらレッスンを受けて、半年ぐらいしたころに、レッスンの先生から〈あんた、歌はダメよ〉って(苦笑)」
――それでグラビアの仕事を。じゃあ今回は念願叶って、ってことになるわけだけど、完成した作品がかなりまともなものでビックリ!
「私のようなお仕事してる人がまともなものを出すとは思われてないですからね(笑)」
――で、グラビアでのMEGUMI同様、セクシーでカッコイイね。とくに歌声! レゲエのサウンドにもピッタリ! プロモ・クリップも、すっごく様になってるよね!
「カメラ目線で、踊りながら歌うっていうのが恥ずかしかったんですよ。ものすごく照れ臭くて。でも、一日かけてやってると、最後にはノリノリでやってる自分がいたりして。ヤバイです」
――〈音楽〉に携わって感じたことってある?
「楽しいなって思いました。TVのバラエティー番組とかは、スタッフも多いし、共演者とかの交流もドライな感じなんですけど、音楽の場合は、籠もって作業したりもするし、〈作り上げてる感〉っていうのがものすごくあったから」
――ところで、好きなミュージシャンって誰?
「マドンナですね、ずっと。セクシーでカッコイイし、強いしびっくりするようなこともいっぱいやってるじゃないですか。だからいちばん好き!」
――なるほど! それにしても、MEGUMIの歌はイイーネッ!(C)横山剣。めちゃくちゃ上手い!ってわけでもないんだけど、女性っぽい。曲を聴いただけで、MEGUMIという女性にすごく興味が湧くというか……いろんな妄想できるし!
「妄想! いいっすねえ!(ニコッ)」