女の子女の子してる女の子からみたら嫌われるタイプかも(笑)
大人の年齢になっても子供のままでいたいです
もうすぐ9月だというのに、この暑さはホント応えるにゃ~。こういうときは美味しいものをいっぱい食べて……。
「昨日は、カニとカニミソとウニを食べました」。
そうそう、暑いときはさっぱりとした魚介類が……って、そんな美味しいものを食べてるのは、現在TBS系で放送中のTVドラマ「マイ リトル シェフ」に出演中の上戸彩ちゃん。高級レストランを舞台にしたドラマだけに、収録後は美味しい料理がいっぱい食べられるのだとか(美味しすぎて、嫌いだったウニも食べられるようになったんだって)。そんな彩ちゃんですが、このたびシンガーとしてCDデビュー!
「今回もあのイメージをかなり引きずってます。歌自体はそうでもないですけど、ジャケットやプロモ・クリップはそうですね」。
彩ちゃんが〈あのイメージ〉と言うのは、TVドラマ「3年B組金八先生」(第6シリーズ)のヒロイン、鶴本直のこと。そう、彩ちゃんが演じ、女優・上戸彩の存在を強烈にアピールしたキャラクター。で、その、直みたいなイメージ――男の子っぽい雰囲気――が、このたびリリースされるデビュー・シングル“Pureness”のヴィジュアル・イメージに受け継がれているというわけです。とはいえ……。
「高い声で歌ったりすると、自分でも〈こんな女の子っぽい声が出るんだあ〉って」。
そう、一見男の子っぽいヴィジュアルで迫っても、そこは16歳のオトメ(ちなみに彩ちゃんは乙女座、O型)。やはり女の子らしさはイヤでも出てしまうもの。でも、そんなところ――ちらりと見え隠れする女の子らしさ――に、男子はドキッとさせられたり。ところで、普段の彩ちゃんも、直みたいな感じ?
「はい。直は普段の自分に近かったので、演技しやすかったです。女の子女の子してる女の子だったら、なかなかできない役だろうなあ」。
そんなキャラクターは、大抵の場合、育った環境に影響を受けてたりするもの。たとえば、男所帯の家庭だったりとか。
「お兄ちゃんが二人いますけど、仲がイイですよ。なんでも話せます」。
そういうことがきっと関係してるんだろうけど、彩ちゃんの場合、16歳なりのお色気はあっても、ヘンにイヤラシイ気持ちにさせないキャラクターなんですね。男子からすれば、色恋を絡めずに親しめる女の子、といった印象。きっと学校では男の子の友達も多いんじゃない?
「その通りですね。女の子女の子してる女の子からみたら嫌われるタイプかも(笑)」。
さて、今回のCDデビューで活動の場を広げた彩ちゃん。次なる野望は?と訊くと……。
「いまはまず、ひとりでも多くの方に共感してもらえるように必死に歌ってます。求められたものはちゃんとやらなくてはいけないし、まわりの皆さんから〈良かったよ〉って言われると自信にもつながりますから」。