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第4回 ─ 来日したレディオ・ボーイことハーバートにニュニュッと密着!

第4回 ─ 来日したレディオ・ボーイことハーバートにニュニュッと密着!(2)

連載
360°
公開
2001/11/25   19:00
更新
2002/09/19   15:55
ソース
『bounce』 227号(2001/11/25)
テキスト
文/大石 始

基礎からのハーバート先生

HERBERT
“Around The House”
Soundslike/!K7(1998)

現在のハーバート名義の基盤となった、あやうい線の細さが魅力のファースト・アルバム。 98年にリリースされ、レーベルの消滅にともない廃盤になっていたものがこのたびリイシューされました。 9曲目<台所にて>では、彼がシェフになりきって音楽を奏でてます。

MATTHEW HERBERT
“Second Hands Sounds”
Soundslike/!K7(2002)

音楽制作におけるハーバート一身上の契約書&オリジナルであるための声明文。細か~く自身の音楽に向き合う姿勢を貫き通している彼の、変幻自在のリミックス・マジックを存分にたっぷりと楽しむことができるレーベルを超えたCD2枚組のリミックス集。

HERBERT
“Bodyly Functions”
Soundslike/!K7(2001)

彼の人気に火がついた!! 広~く彼の存在が知られるきっかけとなったヒット!?作。実験とメロディー&歌心、エンターテイメントがホント見事に上手~く結びついた類比稀なポピュラー・ハウス作品。しかもちょいコンサバだし……スバラシイ。


DOCTOR ROCKIT
“Indoor Fireworks”
Lifelike(2000)

別名義ドクター・ロキットのセカンド・アルバム!!  前作(廃盤)ももちろん傑作ですが、この<室内花火>も素晴らしすぎ!!  ジャズ~賛美歌~映画音楽などなど……いろんなタイプの音楽を彼ならではのやり方で繰り広げています。普通・変・オシャレ決定盤。

MATTHEW HERBERT
“Let's All Make Mistakes”
Tresor(2000)

彼のライヴは素晴らしい!!ですが、DJもホントに素晴らしいのをお忘れなく!!  ライヴと同じでひたむきさが伝わりまくり!! へんてこさの中のグルーヴ! ユーモアとエンターテイメント! さらにはファンキー!!が満ちまくってあふれんばかりです。

BJORK
“Around The House”
One Little Indian/Polydor(2001)

その歌声と存在感でポピュラー音楽の幅を広げ続けているビョーク。この最新作(もちろん傑作! 圧巻!)ではマトモスら最新のエレクトロニクス系アーティストが多数参加してますが、彼らを紹介したのはハーバートで、彼が陰のプロデューサー的役割だったとの噂も!?!

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