伊藤陽一郎(AKAKAGE)
「最初に感じたのは器用さ。でも最近はそうは感じなくなったかわりに、実力を感じてきました。つぎはどう感じさせられるのかな?」
いちばん仲良くしてもらっています。このコメントは彼のキャラクターと違うなー、カッコつけてる。こちらから言わせてもらえば、陽一郎さんもすごい器用な人ですよね。しかも体育会系らしくって、クラブ・シーンではいちばん足が速いって豪語しています。で、陽一郎さんはオジサマなの?(キタキ)
田島貴男(オリジナル・ラヴ)
「やっとアルバム・リリースになるね! おめでとう、キタキ! 男らしくていい奴! あれっ!? 彼女に初めて会ったとき、なかなか強いインスピレーションを感じた。だからすぐ曲が出来た。自分ではかなりいい感じの曲に仕上がったんじゃないかなぁと思っているのだけれど、どうかな。このあいだライヴで会ったとき、また少しきれいになっていたような気がしたぞ! ゆけ! 空に舞い上がれキタキ!」
酔っぱらって書いたっぽいなあ。いったいなんのインスピレーションを感じたのでしょうね? でも、彼は良くしゃべりますよ。本当はシャイなんだろうけど、気を遣ってくれてるんだと思います。ほんと〈クレイジー〉ですね、レコーディングの方向性がつぎつぎに変わっていくんだから。〈男らしくていい奴〉って、うれしいなあ。(キタキ)
深沼元昭(PLAGUES)
「自分としても、なかなか良い楽曲が提供できたと思うのでアルバムが楽しみです。彼女の、自身の生来の魅力をよく理解したうえでの余計な押しつけがましさが微塵もない歌唱スタイルとか、決して〈エキセントリック自慢〉には陥らない歌詞とかは、いまの音楽シーン全体を見渡してもホントに貴重な存在だと思います」
やっぱりPLAGUESのイメージがあったから、すっごい怖そうなイメージがありました。でも実際に会ってみると〈気さくな方なんだな〉って。そうそう、こんなこともありました。いつもの私服らしきカッコだったんですけど、カバンにクジラの絵がいっぱい描いてあるんです。そのギャップに矢を放たれて、キュンとなりました。こういう一面って素敵です。(キタキ)
石井マサユキ(TICA)
「キタキさんのシングル“ナカナイデ”の制作のため、草津に行ってレコーディングしました。毎日朝焼けを眺めました。今年の良い思い出です。キタキさんのハスキーな声には可能性をたくさん感じます。期待してます。またいっしょに制作しましょう」
ハスキーな声かどうかは、人によって捉えられかたが、ぜんぜん違うんですけどね。私、TICAがとっても好きで、以前から聴いてました。ジャケットからイメージしていた顔とは、また違いましたね。いい意味で地味な感じなのでしょうか? 仮歌録りのときに初めて会ったのですが、彼はなにを考えているのかわからない感じ、掴みどころがないというか……。だから、不意に出てくる言葉におもしろさが隠されているんです。(キタキ)