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〈嶺脇フェス〉開催に向けて始動!? バニビ×Negicco記者会見レポート

 


バニラビーンズとNegicco(左から、Kaede、レナ、Nao☆、リサ、Megu)

 

タワーレコードでは、アイドルに特化した専門レーベル〈T-Palette Records(ティパレット レコード)〉を新たに発足しました。ここでは、6月3日にタワー渋谷店B1F〈STAGE ONE〉で行った同レーベルの記者会見イヴェントの模様を詳細にレポートします!

 


バニラビーンズと社長(左から、レナ、リサ、嶺脇育夫)

 

アイドル・シーンに精通するプロ・インタヴュアーの吉田豪氏を司会進行役に迎えたこの日の会見は、会場に各メディアとファンの皆さんを招いたほか、USTREAMによる生中継を実施(延べ7,000人以上もの方々が視聴!)。まずは弊社の社長である嶺脇育夫が登場し、レーベルの概要について説明するのですが……。ここで社長は、アイドルのイヴェントにいちファンとして足繁く通い、物販や握手会にも並んでしまう生粋のアイドルオタクであることをカミングアウト! ハロプロからPerfumeを経て、Cutie Paiなどのインディーズ系をも通過してきたというこれまでのアイドル遍歴を披露し、吉田氏から「この人は完全にこっち側の人です」との太鼓判(?)を頂いてしまいました。で、いまはさくら学院や東京女子流にも注目しているという社長(あくまでも楽曲重視と強調!)は、レーベル名の由来について、タワーを画材のパレットに見立て、そこに彩られた絵の具のように多彩なカラーを持ったアイドルを発信していきたいという思いを込めたものと説明。「楽曲のクオリティーにこだわったタワーならではのアイドル・ミュージック」を紹介していくとのことで、決して趣味が高じて設立したレーベルではないのです(多分……)。


バニラビーンズ

そんな社長が、レーベルの記念すべき第1弾アーティストとして白羽の矢を立てたのは、北欧の風と共にやってきた実験型次世代アイドル・ユニットのバニラビーンズ! きのこ頭担当のレナちゃんと外はね頭担当のリサちゃんが、スリムな美ボディーにマッチしたカラフルなニュー・コスチューム姿で登場すると、会場からは「待ってました!」と言わんばかりの喝采が飛びます! 「アイドルと認めてもらえた」と語るレナちゃんと、恒例の自己紹介で「好きな場所はパリとカンヌ、そしてタワレコです!」とアピールしたリサちゃんは、待望の新作についてみずからアナウンス。6月29日発売のワンコイン・シングル“天国への階段”はレッド・ツェッペリン“Stairway To Heaven”の8分超におよぶカヴァーであること、同シングルのカップリングにはピチカート・ファイヴ“ベイビィ・ポータブル・ロック”のカヴァーも収められること、そして7月20日には実に2年半ぶりのオリジナル・フル・アルバム『バニラビーンズII』をリリースすることを発表しました。さらに、アルバムにはスペシャルな作家陣が参加(社長が危うく喋ってしまいそうになる一幕も……)、そして彼女たちのマネージャーである〈C葉さん〉のことを歌った“C葉さんのうた”が収められることも明かし、ファンからはどよめきの声が上がりました。また、今回は彼女たちの所属レコード会社である徳間ジャパンコミュニケーションズの協力によりレンタル移籍するということもあって、同社の執行役員である品川致審氏からのコメントも到着。「タワーいちのアイドルヲタ・嶺脇社長の審美眼にかなう才能が弊社にあったことを、大変誇らしく思っております」「何とぞ嶺脇マジックでブレイクに導いてやって頂ければと思う次第です」とのありがたいお言葉を頂戴しました。

 


上:Negiccoと社長(左から、Kaede、Nao☆、嶺脇育夫、Megu)/下:Negicco

 

タワーのエプロンを着用したバニビと社長がお揃いのポージングを決めてのフォトセッションを挿み、続いて登場したのはローカル・アイドル界をリードする新潟発の3人組、Negicco。社長が「アイドルヲタとしては推さざるを得ない!」と断言する彼女たちは、トレードマークのネギを片手にステージへ駆け込むと、開口一番「みなさ~ん! こんばんねぎねぎ~!」という挨拶を決めて会場中のハートをキャッチ! Nao☆ちゃん、Meguちゃん、Kaedeちゃんの3人は最初かなり緊張している様子だったものの、社長が健康ランドの浅草まつり湯で行われたNegiccoのイヴェントを目いっぱい楽しんだエピソードを熱弁すると、段々とリラックスしてきたのか会話も滑らかに。Nao☆ちゃんいわく、前々から社長がステージを観に来ていることには気付いていたけれど、「何の仕事をされている方なのかなー」と思っていたとのことで、図らずながらここでも社長のガチヲタぶりが証明されてしまいました! タワーの全店を巡るインストア・ツアーを実施したいとの抱負を語った彼女たちは、ミニ・アルバム『GET IT ON!』を7月20日にリリースすることを発表。本人たちが〈昂揚感溢れる美メロ・サマー・チューン〉とグダグダ感たっぷりに説明した表題の新曲をはじめ、現在は入手困難となっている“Falling Stars”ほか、過去の人気ナンバーの新録ヴァージョンなどを含む全5曲が収められることを可愛らしく告知してくれました。

 


バニラビーンズ

 

Negiccoと社長(とネギ)、そしてバニビ×Negiccoのフォトセッションを経て、いよいよファンお待ちかねのライヴがスタート! まずはNegiccoが手にしていたネギを客席に投げ入れると、“ねぎねぎROCK~私もお家に連れてって~”“プラスちっく☆スター”“ガッター! ガッター! ガッター!”の3曲をパフォーム。上質かつダンサブルなポップ・チューンと、かなりの運動量にも関わらず一糸乱れぬダンスが相まって、会場に熱気と興奮を与えてくれました! 続いて登場したバニラビーンズは、手の動きを中心としたキュートな振り付けで、Negiccoとは対照的なステージを披露。代表曲“ニコラ”と“ベイビィ・ポータブル・ロック”、さらに“ニコラ”の自前アンサー・ソング(?)となるニュー・アルバムのリード・トラック“エルスカディ”の3曲で爽やかに駆け抜けました!

 


Negicco

 

ライヴ終了後のトークでは、Nao☆ちゃんの「8年やってきてやめなくてよかった」という泣かせるコメントも。そして自他共に認めるアイドルマニアのレナちゃんは、この日が初共演だったNegiccoの推しメン(好きなメンバー)を訊かれると、「全員推しメンです、だって出番前にネギを忘れるんですよ! ドジッ娘感が可愛い」と語るなど、さっそく新たなレーベルメイトにベタ惚れなご様子。また、彼女は「このレーベルから色んなアイドルをデビューさせていって、〈嶺脇フェス〉っていうのをやりたい!」とアイドル好きならではのナイスな構想を語り、さらに「フェスやりまーす!」と半ば暴走気味にフェスの開催を宣言してしまいました! 終演後の囲み取材では「プロデューサー側にまわって好きなアイドルを集めたい」と語ったレナちゃんの野望は実現するのか? 新レーベルの今後の動きと共にぜひご注目ください!

カテゴリ : イベント ニュース タワー限定

掲載: 2011年06月06日 21:15

更新: 2011年06月06日 21:16