細野晴臣、デビュー55周年記念プロジェクト「HOSONO MANDALA」第1弾企画展「細野さんと晴臣くん」5月31日より立教大学にて開催。ロンドンでCHO CO PA CO CHO CO QUIN QUINとの共演決定

日本の音楽史を更新し続けてきた細野晴臣の軌跡と進行形の活動を伝える55周年プロジェクト「HOSONO MANDALA」。その第1弾として企画展「細野さんと晴臣くん」が、5月31日から細野晴臣の母校 立教大学のライフスナイダー館にて開催される。

本年2025年秋公開予定の、細野晴臣の軌跡を辿るデジタル・ミュージアム「HOSONO MANDALA」。その第1弾企画展「細野さんと晴臣くん」は、昔の「晴臣くん」と今の「細野さん」の2人が、ずっと好きでいる音楽や映画、漫画等について、時空を超えて語り合うような展覧会だ。

過去の「晴臣くん」が夢中で描いたノートの落書きに、現在の「細野さん」の言葉を一つ一つ添えていく。そんな構成を通して、小さな頃からのずっと好きが、大人になってからもずっと新鮮な発見を与えてくれるという、意外で実は身近な出来事を思い出すことができるはず。また、遠い記憶に耳を澄ませるように、展示物を通じて細野晴臣の歌声を聴ける不思議なインスタレーションも展示している。さらに、高校時代に活動していたフォーク・バンド オックス・ドライヴァーズの曲を世界初公開。50数年前、同じ時代の空気を吸っていた歴史ある建築の一室で、「細野さん」と「晴臣くん」のずっと好きなものたちが待っている。

今後もデジタル・ミュージアム「HOSONO MANDALA」と連動し、多様な企画や展覧会が順次展開される。「HOSONO MANDALA」は、知っているようで実は知らない、分かっているようで謎だらけの細野晴臣のこれまでとこれからの世界を、世界中の人たちに感じてもらうためのミュージアム。いったいどのような場所になるのか、乞うご期待。なお、本ミュージアムの詳細は順次発表される。

また、「細野さんと晴臣くん」とデジタル・ミュージアムの企画編集／デザインは、日本デザインセンター 三澤デザイン研究室および同社のライターが担当している。

■デジタル・ミュージアム「HOSONO MANDALA」ステートメント
どんどん変わっていく。拡がっていく。
とりつかれたように。実験的。
混沌としてなんだか分からないもの。こぼれて来たもの。
新鮮な驚きにあふれていて。どこかにあるのだが、それとはちょっと違う。
空から降ってきて、自分というミディアムを通して出ていく。
彼方の記憶を引っ張り出したり、夢を思い出したり。
過去と未来が交錯する。そのちぐはぐな混ざり具合。
直線じゃなくて螺旋階段のようなもの。得体の知れないもの。
歪んだへんてこりんなカオス。

さらに7月19日にロンドン Southbank Centre内のRoyal Festival Hallにて、細野晴臣がCHO CO PA CO CHO CO QUIN QUINと共演する公演が決定した。本公演は、東アジアおよび東南アジアの芸術／文化を紹介するフェスティバル「ESEA Encounters」の公式プログラムとして開催される。

▼イベント情報

「「HOSONO MANDALA」企画展『細野さんと晴臣くん』」
5月31日（土）～6月30日（日）立教大学 池袋キャンパス ライフスナイダー館
平日：11:00～20:00（最終入場 19:30）
土日：11:00～18:00（最終入場 17:30）
入場：無料

▼ライヴ情報

7月19日（土）ロンドン Southbank Centre, Royal Festival Hall
開演 19:00
出演：細野晴臣 / CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN

▼リリース情報

細野晴臣
LP
『Tropical Dandy』
6月25日（水）リリース