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桑田佳祐、ソロ・アーティスト史上初となる3度目の5大ドーム・ツアー全公演完売、総動員数40万人超え。年末の横浜追加公演3デイズで大団円

桑田佳祐
Photo by 関口佳代

桑田佳祐が、デビュー以来活動を支えているファンへ「感謝と恩返し」をすべく、全国ツアー「桑田佳祐 LIVE TOUR 2022「お互い元気に頑張りましょう!!」supported by SOMPOグループ」を開催した。日々様々なことが起こる先行きの見えない世の中を共に前向きに過ごして行きたい、という思いも込めて、「お互い元気に頑張りましょう!!」というタイトルを冠し、11月2日に約束の地 宮城のセキスイハイムスーパーアリーナ公演2デイズを皮切りに、「5倍返し」ならぬ東京、愛知、大阪、福岡、北海道の5大ドームを巡るツアーを開催。さらに、追加公演として発表された「年末も、お互い元気に頑張りましょう!!」と題した横浜アリーナ追加公演を12月28日、30日、31日の3日間で行った。ソロ・ミュージシャンによる3度目の全国5大ドーム・ツアー(東京ドーム/バンテリンドーム ナゴヤ/京セラドーム大阪/福岡 PayPayドーム/札幌ドームの5会場)は桑田佳祐が史上初。また、サザンオールスターズとしても3度の全国5大ドーム・ツアーを開催している桑田は、バンド/ソロの両方それぞれの活動で3回以上5大ドーム・ツアーを開催しているという点で唯一無二の記録を更新し続けている。44年以上音楽シーンを牽引し、第一線を走り続ける「音楽人」桑田佳祐は、エンタメ史において前人未到の領域に足を踏み入れたと言える。

最終公演となる12月31日。全公演チケット即完売となった会場には、端から端まで超満員となる13,000人の観客が会場に足を運び、マスク着用のもと桑田佳祐とメンバーを大きな拍手で迎えて公演はスタート。序盤に披露された“炎の聖歌隊 [Choir(クワイア)]”(2021年)では、「開演お待ちどうさん/ご来場 大変御足労さん」と声高らかに歌い、昨年2021年に開催したツアーから約1年の時を経て再会することの喜びを、観客と共に分かち合っていた。冒頭のMCでは「今日がツアーの最終日となってしまいました。とても楽しいツアーでした」と、今回のツアーが充実したものであったことを窺わせた。また、「今日は年越しライヴです。みなさんに会えて嬉しい!」と、大晦日からの年越しを多くのファンと共に過ごせる喜びを語った。

ライヴではいぶし銀なロック・ナンバー“真夜中のダンディー”(1993年)で会場を熱狂の渦に巻き込む場面や、若い世代をはじめ全世代が口ずさむことのできる代表曲のひとつでもある“明日晴れるかな”(2007年)を情感たっぷりに歌い上げるなど、ソロ活動35年を迎えた特別な年のライヴならではの、全世代に向けた選曲で観客を楽しませた。さらには、1986年に1年限定で活動した伝説のユニット KUWATA BANDの“BAN BAN BAN”(1986年)を今回ならではのアコースティック・アレンジで披露するなど、ツアーだけのためにアレンジされた楽曲を堪能できるのも桑田佳祐のライヴの醍醐味だ。MCでは、自身が全面バックアップしたソロ・アルバム『婦人の肖像 (Portrait of a Lady)』をリリースしたばかりの原由子(サザンオールスターズ/Key/Vo)について触れる場面もあるなど、桑田の活動の充実ぶりが窺える。長きにわたり愛されている名曲たちが次々と繰り出される一方で、コロナ禍に日本中を勇気づけた2021年リリースの国民的1曲“SMILE~晴れ渡る空のように~”をはじめとする「今」の桑田佳祐を表す楽曲たちが、ライヴに大きな感動をもたらしていた。そして何より、観客の心にじんわりと染み込み感動を呼んだのが、11月23日にリリースされたベスト・アルバム『いつも何処かで』のために書き下ろされた最新曲“なぎさホテル”だ。神奈川県逗子市の海辺に実在した洋式ホテル なぎさホテルから着想を得て書かれたこの曲は、海風の香る情景と溢れる恋心をノスタルジックに描いたドリーム・ポップ・バラッド。全国のラジオでのオンエアや、自身も出演するユニクロのTVCMソングとしても注目を集めているこの曲は、かつての「湘南」の情景と大切な人との軌跡を綴った歌詞が、桑田佳祐の原風景である夏の海辺と波音、友や家族、仲間、デビュー以来ずっと支えているファンの人たちとの愛情や絆などを想起させる。ライヴで水面を揺蕩うかのような照明の世界の中で桑田が歌うと感動もひとしおだ。

本編も終盤に差し掛かると、故 アントニオ猪木への哀悼とリスペクトを込めて首に赤いタオルを巻き“Soulコブラツイスト~魂の悶絶”を披露。畳み掛けるように会場全体に大きな盛り上がりを生み出すライヴ・ナンバー“悲しい気持ち (JUST A MAN IN LOVE)”を演奏し終えると、時は年明けまであとわずか。2023年の幕開けへのカウントダウンが始まり、30秒後についに新年を迎える祝砲が鳴り響く。客席にはきらびやかな金テープが舞い、色とりどりの無数の風船が天井から降り注ぐと、会場は新しい年を迎える歓喜に包まれたのだった。間髪入れずに“ヨシ子さん”が始まると、会場は再びライヴの熱狂に引き戻される。続いてなんと、桑田に美空ひばりが憑依!? 美空ひばりの60年代の大ヒット曲“真赤な太陽”を披露し、あたかも本編が終了するかの如くステージを去ろうとした瞬間に“波乗りジョニー”のイントロが鳴り響くと、観客のボルテージはマックスに。会場は大興奮と笑顔に満ちたまま本編の幕は閉じた。

アンコールでは、“ROCK AND ROLL HERO”、“銀河の星屑”を披露。桑田の圧巻のパフォーマンスと、縦横無尽に会場を照らす照明やレーザーを使った光の演出などとのコラボレーションは、2022年エンタメの粋の結晶とも言えるひと幕と言っても過言ではない。“白い恋人達”をしっとりと歌い上げて会場を感動に包むと、最後に“100万年の幸せ!!”を披露。桑田佳祐からファンに、そしてファンから桑田佳祐に、魂のエールを送り合うかのような幸せに満ちた時間が流れていく。まさに「お互い元気に頑張りましょう!!」を体現したライヴは、明日への活力に満ちた祝祭的なムードのなか、大団円を迎えた。

44年を超えるキャリアを持ちながら、常に音楽人として、最前線でお茶の間を賑やかし続ける桑田佳祐。2023年の活動にも乞うご期待。

桑田佳祐

桑田佳祐
Photo by 高田梓

 

▼リリース情報
桑田佳祐
ベスト・アルバム
『いつも何処かで』
NOW ON SALE



 

▼CM情報
ユニクロTVCM「LifeとWear/ヒートテック 夜の遊園地篇」
出演:綾瀬はるか / 桑田佳祐
CMソング:桑田佳祐 “なぎさホテル”

 

▼大会情報
「KUWATA CUP 2022→2023 ~みんなのボウリング大会~」
■準決勝
2月25日(土)
場所:東京ポートボウル / 品川プリンスホテルボウリングセンター

■決勝
2月26日(日)
場所:東京体育館 特設レーン

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カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース

掲載: 2023年01月11日 12:15

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