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sumika、さいたまスーパーアリーナにて3日間開催されたオンライン・ライヴが熱狂のうちに終演。レポート到着

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Photo by 後藤壮太郎

sumikaが2月9日、10日、11日の3日間にわたって、さいたまスーパーアリーナにてオンライン・ライヴを開催。このたび、3デイズのライヴ・レポートが到着した。

当初は2020年3月から6月にかけて、全国アリーナ・ツアー「sumika Arena Tour 2020 -Daily’s Lamp-」を予定していたが、新型コロナウイルスの影響により、全公演の開催を延期。さらに、今年1月6日と7日、2月9日、10日、11日の5日間を予定していた、さいたまスーパーアリーナでの振替公演「sumika Live Tour 2020-2021 -Daily’s Lamp- 」の開催も中止となり、全振替公演の開催をやむなく断念し、即日完売していたチケットを手にしていたファンには配信ライヴを提案。2月9日は、アリーナ・ツアーの全公演日程の振替公演としての生配信ライヴを実施し、2月10日には2018年に発足したオフィシャル・ファンクラブ「ATTiC ROOM」限定のオンライン・ライヴを開催した。事前告知はこの2日間のみだったが、2月11日には急遽、誰もが無料で視聴できるオンライン・ライヴをYouTubeから生配信することが決定。セットリストや曲数だけでなく、セットや演出もすべてを変えた内容で、幅広いファンを楽しませた特別な配信ライヴとなった。

■DAY1
初日は、アリーナ・ツアーの全公演日程の振替公演として、「sumika Online Live -Daily's Lamp-」として作り上げた世界観を表現。映像はオレンジの火が灯るランタンのアップから始まり、次第にカメラが引いていくと、眩いサーチライトがさいたまスーパーアリーナの無人の観客席を照らした。一瞬の暗転後、紗幕越しに大きく手を掲げるメンバーのシルエットが映し出され、「ラララ」というハーモニーとともに幕が下り、のちのMCで片岡健太(Vo/Gt)が「ツリーハウスじゃなく、木に家をぶっ刺してくださいとお願いした」という7件の家が連なる大木を背にしたバンドが登場し、まっすぐに前を向いて進んでいくんだという意思が込められた“センス・オブ・ワンダー”でライヴは勢いよくスタートした。

“ふっかつのじゅもん”ではチャット欄に「へい!」という掛け声が飛び交い、「配信だろうと構わない。ひと花咲かせにやってきました!」と叫んだ“Flower”、「直接会えないのはめちゃくちゃ残念なんですけど、形は変えても気持ちはちゃんと伝わると思ってます」と語りかけた“カルチャーショッカー”や“Lovers”では、画面越しのオーディエンスの心と身体を踊らせ、絵文字によるクラップで大きく盛り上がった。

MCではアリーナ・ツアーの全公演を中止し、生配信という形でライヴを届ける選択をした経緯を説明。「生のライヴが観たいからチケットを払い戻しをしたという方の選択も最大限に尊重します。だけど、こうして生配信を観る選択をしてくれた人のことを絶対に間違ってないと言い切りたい。絶対に正解ですと言い切れるライヴを約束します」と宣言。続く、アニメ「MIX」のオープニング主題歌“イコール”の「ディスプレイ越しの温度じゃ足りないよ」というフレーズと、黒田隼之介(Gt/Cho)のメロディアスなソロには、sumikaが現在、抱えているもどかしくも切実な思いが込められているようで、胸に迫るものがあった。ドラムの荒井智之のブラシから始まり、ジャジーでセクシーな“Strawberry Fields”、見つめることしかできない切ない恋心を描いたウインター・ラヴ・ソング“願い”を経て、医療従事者や音楽ライヴ関係者の支援のために創設した基金「Dress farm 2020」のために小川貴之(Key/Cho)が作曲した“晩春風花”では、桜の花びらが舞う中で、チャットながらも「ラララ」のシンガロングも巻き起こった。

ここからの転換もそのまま見せ、アコースティック・ギター、ピアニカ、カホーンにヴォーカルというアコースティック編成で“アネモネ”、“ここから見える景色”をパフォーマンス。彼らと同じ部屋の中にいるような温かく親密なムードで満たし、ピアノとヴォーカルのみというミニマルなアレンジとなったラヴ・バラード“溶けた体温、蕩けた魔法”を歌い終えたところで、後半戦へと突入。熱気と興奮を一気に上げていく楽曲が続くが、映画『ぐらんぶる』の主題歌“絶叫セレナーデ”や初披露となる“Late Show”では、「もう一回やっていいですか?」と珍しく演奏をやり直す場面もあった。片岡は「トラブル続きだぜ。とんでもなくライヴ感あるな。だって緊張するんだもん。やっぱりあなたがいないとダメよ。知ってたけど、気づいちゃったわ。やっぱ会いたいです」と正直な気持ちを吐露。改めて、今後も配信や人数制限のある有観客ライヴなど、様々な形でのライヴを提案していくことを告げ、「いろんな形で楽しんでもらえるように、僕らは変わらずにsumikaの扉を全開にして、お帰りなさいという準備をして待っています。いつでも帰ってこれるような家で居続けるぞという約束をして、今日は終わりたいと思います。出会ってくれてありがとうございました。sumikaでした」と挨拶。「雨が降っても槍が降っても辞めない覚悟」を込めた“雨天決行”で始まりと反撃の合図を高らかに鳴らし、「2020年に見つけた、2021年に伝えたいこと」を込めた“本音”で「ありがとう」という感謝の気持ちを全力で届けると、「元気でいてよね。また必ず会いましょう」と再会の約束をし、全18曲で約2時間に及んだライヴを最高の笑顔で締めくくった。

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Photo by 後藤壮太郎

■DAY2
「sumika Online Live -ATTiC ROOM PARTY 2021-」と題した2日目は、ファンクラブ限定ということもあり、リラックスした雰囲気になっていた。映像は、メンバーがステージに上がる直前、会話をかわしながら集まる、バックヤードで円陣を組むところまで見せてくれた。そして、ステージは前日とは一転。ツリーハウスやランタンなどはすべて撤去され、家具やソファー、ルーム・ライトが設置された部屋へと様変わり。まずは、「僕の6畳半」から「昨日と違うあなたへ」というフレーズが耳に残るギター・ロック“FUN”を実に楽しそうに伸び伸びとプレイ。片岡と小川が歌い継ぎ、見事なハーモニーを響かせるプロポーズ・ソング“Familia”や黒田のギターも歌うダンス・ロック“グライダースライダー”では、画面越しのファンも「へい!」、「ろうろう!」とチャットで声を重ね、ライヴのような一体感が生まれた。

ライヴの中盤には、2017年5月以来4年ぶりとなる「camp session」が復活。「camp session」とは、片岡いわく「一緒にキャンプファイヤーを囲んでみんなで一緒に歌ってるような気持ちでやってる」ライヴのこと。“知らない誰か”はフォーク・カントリー調に、“Amber”はテンポをグッと落とし、大人の色気が増加。アコギの弾き語りから始まった“リグレット”では穏やかな休日にさす木漏れ日のようなトーンでファンの心を温め、チャットとTwitterを連動させたリクエスト企画では、ドロドロのラヴ・ソング“Traveling”に大差をつけて、ピュアピュアなラヴ・ソングの代表“いいのに”が勝利。「この曲、久しぶりだな」と語った片岡はハンディカムを手に、メンバーを撮影しながら歌唱。劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』の主題歌“春夏秋冬”で涙を誘ったあと、ライヴでは常に大合唱が巻き起こる“伝言歌”を熱唱。「2020年、とんでもなくつらいなか、やだなやだなっていう毎日で支えてくれたのは、ライヴの記憶でした」と語った片岡は、曲の最後に「愛してる」と呟き、「MVもない、ライヴが育ててくれた曲なので。いろいろ思い出してグッときちゃったな。また会った時はこの曲を一緒に歌いたいと思ってね、恋しくなりました。恋しいな」と画面の向こうのファンに呼びかけた。

ここで、片岡が突然、「ここ、明日も空いてるんですよね。ライヴ、明日もやります!」と発表。初日のライヴ後にスタッフと相談して急遽、決めたサプライズ。チャット欄では歓喜の声が上がるなか、「帰ってくる場所はちゃんとある。いつでも、ただいま、おかえりが言える場所になる」という思いを込めた“オレンジ”を歌い終えると、「出会ってくれてありがとう」と一礼。カメラはステージを下りたメンバーが楽屋に戻り、楽屋の扉を閉めるところまで追いかけ、「また明日」というメンバー手書きの文字とともに全10曲で約1時間のライヴは幕を閉じた。

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Photo by 後藤壮太郎

■DAY3
3日目はsumika初となる無料オンライン・ライヴ「sumika Free Online Live at さいたまスーパーアリーナ」がYouTubeで生配信された。昨日の続きである今日を始めようと歌うカントリー・ポップ“フィクション”や青春を想起させるように飛び跳ねるロックンロール“ソーダ”に続き、3月3日に発売となる3rdフル・アルバム『AMUSIC』から先行配信中、「受験にinゼリー2021」CMソングとして話題を集めている新曲“祝祭”を初披露。コメント欄が興奮の声で盛り上がるなか、片岡、小川、黒田の3声によるハーモニーが美しく響くファンキーなR&B“Summer Vacation”や、「今、一番歌いたい曲」と話した“ファンファーレ”など全6曲をパフォーマンス。この暗闇を切り裂いて、何度でも迎えにいくという決意を込めた楽曲を歌い終えたところで終了の予定だったが、片岡は「ヤバい。もう1曲、歌っていいですか?」とメンバーとスタッフ、さらにオーディエンスに確認。「わがままですみません。もう1曲、歌わせてください。絶対に会うまで、この家を守り続けて待っています」と約束し、sumikaで初めて作った大切な曲である“雨天決行”を初めてメンバーと音を合わせたときのようなテンションで、「おっしゃー」と声を上げながら演奏。「はい、思い残すことはありませーん。また必ず会いましょう」と晴れやかな表情で手を振り、3日間にわたって、幸せと楽しさを届けてくれたオンライン・ライヴは終了となった。

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Photo by 後藤壮太郎

sumikaは3月3日に3日目のオンライン・ライヴでも披露された新曲“祝祭”や予定していたセットリストでは唯一の被り曲で、ドラマ「おっさんずラブ-in the sky-」の主題歌“願い”などを収録した、2年ぶり3枚目のアルバム『AMUSIC』をリリースする。

 

▼リリース情報
sumika
3rdフル・アルバム
『AMUSIC』
3月3日(水)リリース


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両A面シングル
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カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース

掲載: 2021年02月16日 11:00

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