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小坂忠、名作『ほうろう』再現ライヴ開催を記念し11月4日にTOKYO FMにて特別番組が放送決定。松任谷正隆、さかいゆうとの対談&松任谷由実、槇原敬之、田島貴男、Charのメッセージも

カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース

掲載: 2018年11月02日 12:39

小坂忠

1975年にリリースされた小坂忠のアルバム『ほうろう』。ティン・パン・アレー、細野晴臣(Ba)、鈴木茂(Gt)、林立夫(Dr)、松任谷正隆(Key)の4人がレコーディング・メンバーとして参加した本作は、今もなお、数々のミュージシャンに影響を与え、日本のソウル・ミュージックの礎を築いたアルバムとして聴き継がれている。

そんな『ほうろう』を100年後も響かせるべく、11月26日に一夜限りのスペシャル・イベント、「新日本製薬 presents SONGS & FRIENDS 第2弾 小坂忠『ほうろう』」が開催される。このイベント開催を記念して、TOKYO FMでの特別番組の放送が決定した。番組では、小坂忠と松任谷正隆、さかいゆうという世代を超えた2組との対談が実現。その番組の内容の一部がついに、明らかになった。

 

2018年10月某日、小坂忠と松任谷正隆の対談が行われた。これは、11月26日に東京国際フォーラム ホールAにて、小坂の名盤『ほうろう』(1975年)を名だたるアーティストが再現するライヴ「新日本製薬 presents SONGS&FRIENDS 小坂忠「ほうろう」」が開催されることを受け、ラジオ番組の収録として実現したもの。当日のライヴには小坂本人も出演するほか、松任谷が総合演出を手掛けることとなっており、同ライヴへ向けた話題はもちろん、 かつては「小坂忠とフォージョーハーフ」、「ティン・パン・アレー」として共に活動するなど、40年以上にわたって盟友として親交を重ね、同時に日本の音楽史に名を残してきた両者だからこそ語ることのできる、貴重なトークが繰り広げられた。

最初の話題は「出会い」。松任谷にとって「一生で一番緊張した」、「60歳を過ぎても、あの日以上に緊張したことはない」という人生初のレコーディング現場が小坂と一緒であったことから始まり、後の配偶者 荒井由実(「SONGS&FRIENDS」初回開催は彼女の『ひこうき雲』である)も小坂のアルバム『ありがとう』に、ピアノとしてレコーディング参加していたことなど、冒頭から濃いエピソードが次々に飛び出していく。
本来は番組スタッフが進行を務める予定であったものの、ふたりのトークがあまりにも滑らかに弾むため、ほぼフリー・トーク形式の対談となり、フォージョーハーフを結成するにあたり埼玉県の狭山を生活の拠点にしていた際のエピソードなど、興味深い内容も明かされた。生活道具を揃えるために一緒にバザーに行ったこと、ボウリング場のナポリタンがご馳走だったこと、劣悪な環境でのイベントに「はっぴいえんど」らと出演したことなど、いつの世代のバンドマンも味わうような青春時代の思い出話、苦労話ではあるのだが、そんなエピソードひとつひとつを取っても登場人物がレジェンド揃いであるため、収録スタジオには何度も驚嘆の声が上がっていた。

今回のメイン・テーマとなる『ほうろう』に関しては、それまで小坂をフォーク・シンガーだと思っていたという松任谷がその認識を改めた1枚であるといい、「生きている」アルバムであると振り返る。小坂本人にとっては、自らのルーツがカントリー・バンドから始まり、だんだんと音楽性やヴォーカル・スタイルが定まりつつあったタイミングで生まれた作品であると語られた。また、彼が歌うきっかけとなった存在としてRay CharlesやNat King Coleの名前が挙がり、そういったルーツと向き合った『ほうろう』という作品が、本格的なソウル・シンガーとして活動する現在の小坂に至る、源流的な作品であることがわかる発言も。
また、収録曲の「ボン・ボヤージ波止場」のリズムから松任谷がインスピレーションを受けたことで、とある名曲の誕生に繋がったことも明かされている。

そして最後は「SONGS&FRIENDS」当日に向け、どんなライヴにしたいか? という話題に。小坂は、自身の歌やティン・パン・アレーのメンバーそれぞれの、音楽性における変化や重ねた経験がどのように作用するのかが楽しみだと語り、松任谷は自らと知り合う前の小坂の姿も『ほうろう』以降の小坂の在り方も、その両方が見える内容にしたい、と意気込みを口にしていた。

ライヴ当日は、小坂に影響を受けた様々なアーティストたちが世代やジャンルを越えて集い、それぞれが歌や演奏で『ほうろう』の楽曲を彩ることになる。それは間違いなく大きな見どころのひとつと言えるが、さらにはこの日の対談でも多くのエピソードに登場したフォージョーハーフやティン・パン・アレーのメンバーがプレイヤーとして集結するほか、プロデューサーを武部聡志が務め、オリジナル・プロデューサーとして細野晴臣が登場するなど、 時代を象徴する面々が集うことも見逃せないだろう。
そして何より、円熟味と圧倒的なパワーを併せ持ち、まさしくRay Charlesを彷彿とさせるかのような、現在の小坂の歌声と魂は今触れておくべきもの。
『ほうろう』を愛聴している人、70年代の音楽シーンを体験してきた世代は当然のこと、後進たちの音を通して当時の音楽を知った世代にとっても、またとない貴重なライヴとなることは間違いない。また、番組ではこのイベント「SONGS & FRIENDS」に参加するアーティストである、松任谷由実、槇原敬之、田島貴男、Charから小坂忠へのメッセージが届くという。お聴き逃しなく。
(文:風間大洋)

 

▼番組情報
TOKYO FM
「TOKYO FM サンデースペシャル「SONGS & FRIENDS 小坂忠」」
11月4日(日)19:00~19:55

 

▼ライヴ情報
「新日本製薬 presents SONGS&FRIENDS 小坂忠「ほうろう」」
11月26日(月)東京国際フォーラム ホールA
開場 18:00 / 開演 19:00
[出演]
小坂忠 / Asiah / 尾崎亜美 / さかいゆう / 高橋幸宏 / 田島貴男(ORIGINAL LOVE) / Char / BEGIN / 槇原敬之 / 矢野顕子
※五十音順 ほかスペシャル・サプライズ・ゲスト登場あり

後藤次利 (fromフォージョーハーフ)
駒沢裕城 (fromフォージョーハーフ)

吉田美奈子
鈴木茂 (from ティン・パン・アレー)
林立夫 (from ティン・パン・アレー/フォージョーハーフ)
松任谷正隆 (from ティン・パン・アレー/フォージョーハーフ)
小原礼

武部聡志(Key)、小倉博和(Gt)、根岸孝旨(Ba)、屋敷豪太(Dr)

総合演出:松任谷正隆
プロデューサー:武部聡志
オリジナル・プロデューサー:細野晴臣

[チケット]
VIP席(お土産付)18,000円 / S席 10,800円 / A席 7,560円 / 学生席5,400円(全席指定)
■一般発売中

■公式サイト
https://www.wowow.co.jp/music/songsfriends/

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