ニュース詳細

スガ シカオ、オフィス オーガスタから卒業して独立を発表

 

スガ シカオがデビュー以来所属していた音楽制作プロダクションのオフィス オーガスタを離れ、これからは個人でアーティスト活動を行うことがあきらかとなった。

これはスガおよびオフィス オーガスタのオフィシャルサイトにて、本日10月27日付で発表されたもの。スガは〈ファンの皆様、関係者の皆様へ〉と題されたメッセージで、「ぼくスガ シカオは、デビューから長年在籍したオフィス オーガスタを卒業し、独立という形でアーティスト活動をすることを決意いたしました」と報告。2年ほど前に友人からアドバイスを受けたことが、ひとりになることを考え始めたきっかけとのことで、音楽業界を取り巻く環境の変化や長引く不況、震災など、音楽の本当の意味が問われる時代において、もう一度デビューの前のようなひとりの裸の表現者に立ち返り、自分自身のテーマと音楽に正面から向き合いたいという気持ちが強まったことから、事務所と時間をかけて十分に話し合ったうえで、今回の決断に至ったという。今後は〈50歳までに、スガ シカオの集大成になるようなアルバム〉の完成をアーティスト人生の最大の目標に掲げ、いままで以上の気迫をもって進んでいくとのことだ。

また、オフィス オーガスタの代表である森川欣信も、両サイトにてコメントを発表。「僕とスガ シカオの出会いはたった1本のカセット・テープからでした。あの時のショックは今でも鮮明に覚えています。あれ以上の衝撃、感動、それを期待出来るなら彼が望むように、もう一度スガ シカオを〈個〉に戻す事を了解するより無い、出会いに意味があるなら 別れにも意味がある、僕は彼の次回作に思いを馳せ、そのように納得した次第です」との言葉を寄せている。

ひとりのアーティストとして、自分が信じる〈最高〉の音楽を形にするために独立を決意したスガのこれからの活動を、ファンは今後も温かく見守ろう。

カテゴリ : ニュース

掲載: 2011年10月27日 14:50