WEEZERに1,000万ドルで解散をオファーするキャンペーンがスタート

9月にリリースしたニュー・アルバム『Hurley』がヒットを記録しているウィーザー。彼らに1,000万ドル（約8億3千万円）で解散をオファーするキャンペーンが実施されていることがあきらかとなった。

米メディア〈Pitchfork〉によると、この活動はジェイムズ・バーンズという人物がUSの資金調達サイト〈The Point〉を利用して行っているもの。ウィーザーのファンではないというバーンズは、ファンを裏切り続けている同バンドは活動を停止するべきであり、アルバム『Pinkerton』の購入者全員が12ドルずつ払えば目標額に達すると説明。このキャンペーンに対し、ドラマーのパトリック・ワトソンは自身のTwitterで「もし2,000万ドル集まったら豪華に解散するよ!」と冗談めかしてつぶやいている。現時点ではわずかな資金しか集まっていない模様だが、今後の展開が気になるところだ。

なお、以前からアナウンスされていたウィーザーの未発表曲集『Death To False Metal』は11月3日の発売が決定している。本作にはファンの間で〈ミステリー･イヤー〉と呼ばれている98年の音源を含む、90年代後半から2000年代にかけてレコーディングされた10曲を収録。日本盤にはさらにボーナス・トラック2曲が追加される予定だ。なかには過去に一度も聴かれたことがないという楽曲も収められているため、ファン必聴の作品と言えるだろう。こちらもぜひチェックをどうぞ。

〈WEEZER 『Death To False Metal』収録曲〉
1. Turning Up The Radio
2. I Don't Want Your Loving
3. Blowin' My Stack
4. Losing My Mind
5. Everyone
6. I'm A Robot
7. Trampoline
8. Odd Couple
9. Autopilot
10. Unbreak My Heart
11. Outta Here　※日本盤ボーナス・トラック
12. Yellow Camaro　※日本盤ボーナス・トラック